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自分の気持ちがわからないのはなぜ? その心理と自己理解を深める方法

秋カヲリ

自分で「自分の気持ちがわからない」状況に陥っていませんか? そんな気持ちが生まれる心理や自分の気持ちを確認する方法を心理カウンセラーの秋カヲリさんに教えてもらいます。

「自分の気持ちがわからない……」と悩んだことはありませんか? 自分のことって、わかるようで案外わからないものです。

とある出来事によって自分の意外な一面に気付いたり、自分の嫌いな部分を知ったり。その一方で、好きになれる自分を発見したりもします。

自分の気持ちがわからないと不安になりやすいので、今回は自分を知る方法を学びましょう。自分の気持ちがわからない原因と、自分の気持ちがわかるようになる方法をご紹介します。

「自分の気持ちがわからない」心理的な原因

「自分の気持ちがわからない」と感じるのはなぜでしょうか? 心理的な要因をご紹介します。

1.「何を考えているかわからない」と言われる

自分では気にしていなくても、周りの人から「何を考えているかわからない」と言われたことをきっかけに「自分の気持ちってなんだろう?」と不安を感じることもあります

特に他人は人の表情をよく見ているので、ポーカーフェイスだと「何を考えているんだろう?」と思われやすくなります。

2.感情と行動が一致しない

自分の抱いている感情と、実際の行動が一致していないと「本当は何がしたいんだろう?」と自分の気持ちがわからなくなることも。

感情と行動の不一致は、無理して人に合わせたり責任感が強かったりと、自分を抑圧する人によく見られる傾向です

3.行動に一貫性がない

あるときは積極的なのに、あるときは消極的……と行動に一貫性がないと、自分の本心がわからなくなります。

実際にはそのときの状況によって、自分の行動は変わるもの。何らかの原因で行動に違いが生まれているのですが、原因を把握できていないと自分の気持ちがわからなくなります

4.自分と向き合いたくない

自己理解ができていないと、当然のことながら自分の気持ちもわかりません。その場その場で感情は生まれるものの、その感情が生まれた理由がわからないのです。

自分と向き合うのが怖くて避けてしまう人は少なくありませんが、自分と向き合って自分の性格を知る努力が必要でしょう

次ページ:自分の気持ちがわからないときの解消法

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