婚活で「いい人だけど好きになれない」と思ったときの対処法
恋をすれば、条件なんてどうでもよくなる
過去、好きになった人を思い出してみてほしい。一緒にいて楽しくて、毎週末でも会いたいと思っていた彼のことを。
年収は1000万以上だったか? 身長は175cm以上だったか? 次男だったか……? きっと、すべての条件を満たしているなんてことはないはずだ。本来、人は「条件」をクリアしているから、相手に好意を抱くのではない。
「直感」で恋に落ち、理由は後付けしていくのだ。「趣味が合ったからいいなと思った」とか、「動物に優しいところを好きになった」とか。
とはいえ、本当に譲れない条件もある
しかし、「恋心」で譲歩できる条件と、絶対に外せない条件というものがある。何が絶対に外せない条件なのかは、意外とみな自覚していないものだ。
例えば私は、「頭が良くて向上心のある人が好き」とずっと言っていたが、本当に一番こだわっていたポイントは「長身」だった。どれだけ頭がキレて向上心のある魅力的な男性でも、身長が170cmに満たないだけで眼中になかったのである。
しかし、本人の努力とは一切関係のない身体的特徴で相手を選ぶなんて、とても聡明な女性のすることとは思えない。恥ずかしいことである。そういった思いから、私は自分のこのこだわりに、自分でも気付かないようにしていた。
いかに私が、自分の本当の嗜好をひた隠しにし、適当な「条件」を述べていたかが分かる。