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メンタルが弱い人の特徴とは? 7つの鍛え方と向いている仕事

笹氣健治(心理カウンセラー)

メンタルが強い人と弱い人の違いはなんなのでしょうか。メンタルに自信がない人に共通する特徴を心理カウンセラーの笹氣健治さんが解説。その原因を分析し、メンタルの鍛え方を紹介します。

あなたのメンタルは強いですか? それとも、弱いですか? 多くの人は自分のメンタルに自信がなく、「もっと強かったら……」と思っていることでしょう。

メンタルが強い人には、「緊張しない」「堂々としている」「ブレない」「落ち込まない」「あきらめない」といった精神的な強さがあります。

メンタルの弱い人がこうした強さを手に入れるにはどうしたらいいのでしょうか。

このコラムでは、メンタルの鍛え方について解説していきます。

メンタルが弱い人に共通する特徴7つ

メンタルが強い人と弱い人は、いったい何が違うのでしょうか? まずは、メンタルが弱い人によく見られる特徴を押さえておきましょう。

(1)悲観的すぎる

メンタルが弱い人は、いつも「きっとダメだろう」「うまくいくはずがない」と悲観的に考えています。

悲観的に考えてばかりいると、難しいことにチャレンジしようという気持ちがわいてきません。「どうせやってもうまくいかないだろう」とあきらめてしまうのです。

(2)自信がない

「自分には能力がない」「やったことがないからできない」といったように自分に自信がありません。

自信が持てないと、困難な局面で「頑張ってみよう」とは思えなくなります。何をやるにしても弱気になって委縮してしまうことにもなります。

(3)自己否定的

心のどこかで「自分はダメな人間だ」と自分のことを否定的に捉えています。

そのため、自分ができる部分よりも、できない部分にばかり目が向いてしまい、「やっぱり自分はダメだ」という認識を深めるので、いつまでたっても自己否定の悪循環から抜け出せなくなっています。

(4)他者評価が気になる

自分が周りの人からどう見られているかを過度に気にします。

他人からの評価に一喜一憂し、とりわけ批判されることを極端に恐れます。他人の意見に振り回されて、自分の良い部分を客観的に見ることができなくなっています。

(5)成功への強迫観念が強い

「うまくやらなければならない」「失敗してはならない」といったように「絶対に成功しなければならない」と強く思い込んでしまっています。

成功への強迫観念は、自分を駆り立てる側面もありますが、多くの場合は、自分自身へのプレッシャーとなって、実力発揮の妨げとなります。

(6)意志が弱い

努力し続ける、あきらめずにチャレンジし続ける、といった粘り強さは、メンタルの強さと関係しています。すぐに投げ出してしまうのは、「絶対に成し遂げてやる」という意志が弱いからです。

(7)夢や目標がない

失敗しても挫けずあきらめずにチャレンジを続ける人は、絶対に叶えたい夢や達成したい目標を持っていて、それがメンタルの強さのベースとなっています。

メンタルが弱い人には明確な夢や目標がなく、だから簡単に挫折してしまうのです。

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