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「めんどくさい人」はどうかわせばいい? 特徴・心理・対処法を解説

高見綾(心理カウンセラー)

めんどくさい人と思われないようにするには

では、自分が周りから「めんどくさい人」と思われないためには、どうすればいいのでしょうか。

(1)相手の気持ちを考える

めんどくさい人の特徴として、「世話好き」「話が長い」などを挙げました。これらの言動に共通するのは、相手の気持ちを分かっていないこと。

相手が今どんな状況で、何をされたらどう感じるか想像してみれば、不要なお節介を焼いたり長話で困らせたりしないでしょう。

何かをする前に、自分の言動が相手の気持ちへどのような影響を与えるか考えれば、めんどくさい人とは思われないはずです。

(2)自分で自分の機嫌を取る

めんどくさい人は、自分の機嫌を自分で取れず、他の人になんとかしてもらおうとする傾向があります。そのため、自分を卑下したりすねたりして迷惑をかけてしまうのです。

こうならないようにするには、自分で自分の機嫌を取れるようになりましょう。

ネガティブな気持ちになりそうな時、気分転換する方法を見つけておき、いったん1人で気持ちを整理してみてください。

(3)ネガティブなことばかり話さない

自分を卑下したり愚痴を言ったりしてばかりだと、周りが「『そんなことないよ』って言ってあげなきゃ」「愚痴を聞いてあげなきゃ」と身構えて疲れてしまいます。

このようなことが積み重なると、めんどくさい人として認定されかねません。嫌なことがあっても、ネガティブなことばかり話さないよう気をつけましょう。

めんどくさい人にはあなたの都合に合わせた対応をしてもOK!

職場に一人や二人くらいはめんどくさい人がいるものです。めんどくさい人は、自分のことしか見えていないことが多く、素直な自己表現ができないのが特徴です。

愚痴や自己卑下が多くても、あまり同調する必要はありません。感情的に反応せず、淡々と対応しましょう。相手に気を使いすぎると疲れてしまいますので、自分の都合も大切にしながら、適度に距離を保って付き合うようにしましょう。

(高見綾)

※画像はイメージです

※この記事は2020年03月19日に公開されたものです

高見綾(心理カウンセラー) (心理カウンセラー)

“質上げ女子”のカウンセリングをメインで行っている。電話、面談(ZOOM、名古屋)によるカウンセリングや講座を中心にあなたのお悩みをサポート。

大学卒業後、民間企業の経理・財務業務に従事。自身の悩みを解決するために心理学を学びはじめ、人生がうまくいくためには特定の法則があることに気づく。豊富な臨床経験から、心の世界で学んだことを現実に活かすアプローチに高い評価をいただいている。

著書は「ゆずらない力」(すばる舎)。他、PHPスペシャルに記事を寄稿するなどマルチに活動中。

高見綾のブログ https://takamiaya.com/

 

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