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「めんどくさい人」はどうかわせばいい? 特徴・心理・対処法を解説

高見綾(心理カウンセラー)

めんどくさい人を上手にかわす対処法

では、そんな「めんどくさい人」をうまくかわすにはどうすればいいのか、方法をお伝えします。

(1)話す時間を区切る

話の長いタイプの人やねちっこく絡んでくる人に、聞きたいことがあって質問しに行くときには、「急ぎの件で」「今からすぐ〇〇しなくちゃいけなくて」と時間に制限があることを最初に伝えておくといいでしょう。

それでも話が長くなったときには、「ありがとうございます。そろそろ……」と切り出します。このとき、相手の様子をうかがって恐る恐る言い出さないことが大切です。相手の様子をうかがうと、また話が続いてしまうので、スパッと罪悪感なく区切りを付けることで、相手もさっと引いてくれます。

(2)聞き流す

単に話したいから話しているというタイプの人は、自分が気持ちよくしゃべることが一番大切なので、相手の反応には実はそれほど興味を持っていません。「へ~そうなんですか」「どうなんでしょうね」と適度に相づちを打っていると、そのうち納得して自己完結してくれます。

あまり真面目に話を聞こうとする必要はありません。気になる発言があっても、サラッと流して話題を広げないことが大切です。

(3)ユーモアを交えてけむに巻く

ぐいぐい距離を縮めてきたり、プライベートに干渉してきたりするタイプの人には、質問されても真面目に答える必要はありません。

「休みの日は何してるの? 彼氏いるの?」と聞かれても、「休みの日は忙しすぎて記憶がないです」など、ユーモアを交えてけむに巻きましょう。「この人に聞いても、真面目に答えてくれないな」と思わせられたらOKです。

 

(4)感情的な反応をしない

愚痴や自己卑下の多い人に対しては、日頃から感情的な反応をしないことが大切です。そういう人は、しっかり反応してくれて自分を受け入れてくれる人が誰なのかを、観察して選んでいます。

落ち込んでいるからといって、心配しすぎて同調したりすると、反応してくれたことがうれしくてまたいろいろと話しかけてくることになります。相手の期待している反応をしないで「ふーん」「そうなんだ」とサラッと流しておきましょう

参考記事はこちら▼

不平不満が多い人の特徴・心理や、愚痴の多い同僚への賢い対処法について紹介します。

(5)開示する個人情報を選んでおく

プライベートに干渉してくるタイプの人に個人情報を開示すると、踏み込まれるきっかけになる恐れがあります。かといって、全く何も教えないというのも感じが悪いので、知らせても問題のないような情報は開示し、それ以外は開示しないというように線引きをしておくといいですね。

住所や仕事、家族、お金のことなどはあまり言わない方がいいですが、個人的な趣味や好きなものに関しては、いい話題のネタになるので、話してもいいのではないでしょうか

(6)自分から面倒事に首を突っ込まない

めんどくさい人は、何かと周りの人を振り回すような言動をします。それに対して、何とかしようと自分から構いに行ったり、気になるからという理由で面倒事に首を突っ込んでしまったりする人は、巻き込まれやすくなります。

「どうしたらいいと思う?」と相手から求められたときにだけ対応するスタンスを取っておくと、程よい距離を保つことができます。

▶次のページでは、めんどくさい人と思われないようにするにはどうすればいいか解説します。

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