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キャリアプランとは? 設計の仕方とコツ

ぱぴこ

キャリアプランの具体的な描き方

(1)自分自身の志向を知る=自己分析

ざっくり下記を洗いだし、自分自身の志向を知りましょう。

● 経験はないが自分がやってみたいと思っていること
● 仕事をしている中で、得意・好きだと思えること
● 苦手だけれども、克服したいと思っていること

なんとなくの自分の枠組みが見えてきたら、今度はこれらを具体化していきます。

「これ、やったことあるな?」と思った方もいるでしょう。

そう、新卒のときに散々「やれ」と言われ、頭を悩ませた「自己分析」です。

就職活動時も「会社に入る」という短期目標を達成するために、「どんなふうに働きたいのか」「なぜその業種・業態を選ぶのか」「自分の強み・弱み」といった内容をブレイクダウンしたと思います。

新卒時に漠然としていた「働くこと」に対する自己分析を、実際に働いた実感を持って再度実施するのがキャリアプラン構築の基礎です。

● 経験の有無にかかわらず、本当はどんな仕事がしたいか?
● 将来、仕事においてどんな人・状態でいたいか?
● 自分が何に喜びを感じ、価値を感じるのか?
● 自認としての「得意」と、他者から褒められる「得意」に差はあるか?
● 何歳の時に、どの程度の給与を得ていたいか? そのためにはどうするべきか?

(2)自己分析を年齢・年代で切り分けて考える

(1)を整理したら、年齢・年代で切り分けて考えます。

20代では給与が安くても、40代で高い年収を目指すような企業・職種を選んだり、一瞬給与が下がってもやりたい仕事のためにキャリアチェンジするなどです。

どこかに海外留学や大学院進学という選択肢が入る可能性もあります。

(3)「何をやるべきか」の道筋を立てる

(2)がクリアになると、具体的な打ち手が見えてきます。

●このくらいで大学院に行きたいから、お金を貯めたい
●この仕事をするためには経験としてこんなことが必要だ
●例えば今のまま仕事を10年続けたときの市場価値は?

疑問が具体化されれば、院入試に必要な要素やお金を計算できますし、求人票やOpenWorkなどの社員の口コミ評価からリアルな年収を調べられます。

目標に向かって「何をやるべきか」の道筋が見え、調べたり、頑張るために必要な要素が確認できるのです。

次ページ:キャリアプランを立てたその後

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