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孤独な人の特徴や心理とは? メリット・デメリットも紹介

高見綾(心理カウンセラー)

孤独な人であることのメリット・デメリット

デメリットが多そうな「孤独な人」ですが、実はそんなこともありません。メリット・デメリットをご紹介します。

孤独な人であることのメリット

(1)知的でミステリアスな雰囲気を与える

群れることがない孤独な人は、ミステリアスなので「本当はどんな人なのかな?」「何を考えてるんだろう?」と興味を抱かれやすいです。凛とした雰囲気もあるので、意外に目立ち、周囲の注目を集めます。

(2)大人っぽい魅力がある

孤独な人は、さまざまなことを自分で考えて答えを出してきているので、精神的に自立しています。

自分の考えや価値観を持っているため、ひとつひとつの言動に重みがあり、そういった様子が周囲に大人っぽく魅力的に映ります

(3)自分の好きなことに集中できる

人間関係の煩わしさやプレッシャーなどから解放されるため、自分の好きなことに時間やエネルギーを集中投下することができます。

ひとりの静かな時間を持つことで、独創的なアイデアをひらめくこともあるでしょう。

孤独な人であることのデメリット

(1)近寄りがたい印象を与える

自分の話をあまりせず、喜怒哀楽もわかりにくいため、とっつきにくいイメージを持たれます

孤独な人は、無意識のうちに人との間に壁を作っていることが多いので、声をかけてくれる人が少なくなるというデメリットがあります。

(2)感情を分かち合うことができない

嬉しいことがあっても、近くにその気持ちを分かち合える人がいないので、自分の中だけで完結します。

悲しいことがあっても自分で消化することになるので、「誰かに聞いてもらいたいな」「こんなときに励ましてくれる人がいたらな」と寂しさを感じることはあるでしょう

(3)孤独スパイラルに陥る危険性がある

面倒事が嫌で人とかかわらないようになると、人間関係の幅が徐々に狭くなり、ついには周りに誰もいなくなった、なんてことも。仕事もお金も情報も、人間関係を通じてやってくることが多いので、そういったチャンスを逃すこともあるでしょう。

肝心なときに関係性を作っていくことができないと、孤独を深めてしまうことになりかねません

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