うるさい人が嫌い! うるさい人の心理と対処法
うるさい人の心理
無自覚に周囲の人を困らせるうるさい人。どんな心理でそんな行動を取ってしまうのでしょうか。
(1)承認欲求が強い
うるさい人の中にあるのは「自分を認めてほしい」「自分のことをスゴイと思ってほしい」という心理。
つまり、承認欲求が強いのです。承認欲求は誰にでもあるものですが、自己承認ができない人は他人に承認を求めがちです。
うるさい人の言動には自慢話も多く、自己肯定感が高かったり自信満々だったりに見えますが、心理的には逆で、自己肯定感が低く自信がない状態です。
自己肯定できないから周囲の人に肯定や承認を求めますし、自信がないから、「これスゴイでしょう?」などと確認したくなるのです。また、話を聞いてもらうために大声でアピールや、強い自己主張が必要になっているといった具合です。
参考記事はこちら▼
承認欲求が強い人の特徴を心理カウンセラーの笹氣健治さんが解説します。
(2)承認欲求の裏に寂しさが隠れている
「自分を見て」「自分をわかって」とうるさくなる背景には寂しさがあります。
うるさくしないと注目してもらえない、でもうるさいから避けられるという悪循環が起こりがちで、いつまでも寂しさは満たされません。自分の気持ちをなんとかすることに精一杯で、感情的になりやすく、人を思いやる余裕がないのです。
参考記事はこちら▼
何をしても寂しい、満たされない心理をカウンセラーの服部希美さんが解説します。
(3)仕事中のおしゃべりは現実逃避
そして、仕事中におしゃべりが止まらないのは、単純にラクで楽しいという感情もありますが、静かにするときに感じる嫌な雰囲気や気持ちを避けるのが目的であることもあります。
例えば、仕事と向き合うと「自分はできない」「自分はダメだ」「自分は劣っている」などと感じて辛いので、おしゃべりに現実逃避する場合などです。
▶次のページでは、うるさい人への注意の伝え方を解説します。