うるさい人が嫌い! うるさい人の心理と対処法
自分でできる対策は? 気にならなくする対処法
物理的に距離を作る・忙しそうに振る舞うなど、話しかけられないための予防策はありますが、うるさい人から関心が離れないとイライラは減らないでしょう。
「うるさいから静かにしてもらおう」と相手を変えようとすると、思い通りにならなくてストレスになります。「聞き流せる自分になろう」「相手に振り回されない自分になろう」と自分のことを課題にすれば、自身の意志によって実現していけるはずです。
(1)自分の感情を正しく理解する
ひとつの方法は、うるさいと思うときに感じている気持ちに注目してみましょう。
例えば、「わたしの嫌な気持ちを察してくれない」と思うなら、日ごろから我慢をためやすくなっていないでしょうか。「かまってもらおう」としているのを見て腹が立つなら、「自分ひとりで頑張らなきゃ」と背負い込んでいないでしょうか。
心を乱される出来事は、癒すべき課題を教えてくれます。
例えば、「自分は我慢ばかり」「わかってほしい」「誰も助けてくれない」「正しくなければならない」などの考え方や感じ方を変えていけると、うるさい人に対して思うことが違ってくるでしょう。
(2)イライラした時のストレス発散方法を試す
自分で伝えてみたり、上司から注意してもらったり、消音キーボードなどの物品で環境を整えたりしても、残念ながらうるさい人の意識が変わらないことがあります。
その場合は、うるさい人を静かにするためにエネルギーを使うのをやめて、うるさいと感じたときのストレス発散法をマスターするといいでしょう。
たとえば、身体を大きく動かしてみるとか、気持ちが落ち着く香りを嗅ぐとか、お菓子やドリンクでリフレッシュするとか。また、ゆっくり深い呼吸をしてみるなど、気分転換もおすすめです。
加えて、掃除をしたり、いらない紙を破いたりする発散方法も効果的です。
イライラした時の対処法はこちらの記事も併せて参考にしてみてください。
静かな人がうるさい人に振り回されないためには?
静かな人にとっては、天敵とも言えそうなうるさい人。
うるさくしている人にはうるさい自覚がないことも多いです。ゲームを攻略するような遊び心を持って、いろいろな方法を試してみましょう。
うるさい人が嫌いなのは、突き詰めると「自分がうるさい人に振り回されている」と感じる不快感が理由なのです。
相手を変えようとするよりは、自分が変わるほうが解決への近道かもしれません。
うるさい人と対照的な静かな人の特徴とは? 心理を解説します。
(大塚統子)
※画像はイメージです
※この記事は2020年02月13日に公開されたものです