無駄にお金を使わないためにできる7つのこと
無駄遣いを防ぐワザ
では、最後に無駄遣いを防ぐワザをいくつかご紹介します。
1.物理的に使えない状態を作る
先取り貯蓄(給与天引きなどを利用して、指定した金額を給与とは別口座に自動的に移すこと)をして、使えないお金を確保しましょう。無駄遣いを防ぎ、貯めるため王道の行動です。
2.給料日に現金を引き出さない
気が大きくなって謎の出費をしてしまう傾向があります。給料日にドッカン、給料日前にカツカツとならないように、フラットな暮らしを作りましょう。
3.半月折り返し法
ひと月で使ってもいい現金を決め、その半分の金額を2回に分けて引き出します。例えば、月の前半2万円、後半2万円と決めます。
折り返し地点があるほうがわかりやすく、頑張ることができます。
4.財布の現金当てクイズ
半月折り返し法と合わせて活用できる「財布の現金当てクイズ」。財布の中身を把握するクセを付けると、その金額に見合った生活を送るよう心がけることができます。
5.スマホで履歴をマメにチェック
クレジットカード、電子マネー、スマホ決済などのキャッシュレス決済は放置せず、スマホで支払い履歴をマメにチェックしましょう。無駄な出費が一目瞭然です。
6.フラリ禁止! 意思を持ってショップに入る
なんとなく立ち寄るのではなく、「今日は○○を買う!」と意思を持ってショップに入りましょう。なんとなく買いが防止できます。
7.焼け石に水だと思うな!
「このくらいの金額なら何も変わらないよ」なんて思ってはいけません。その心がけがあちこちで積み重なってしまうのです。得もチリツモ、損もチリツモですよ!
行動を変えないとお金も変わりません
「今年こそは貯金しよう!」はダイエットと並ぶ目標の定番です。貯金もダイエットも、我慢や努力なしで成し遂げるのは至難の業ですよね。
でも、生活していけるくらいのお給料をもらっていて、借金の類がなければ、貯金はダイエットより少しだけ簡単です。
それは、「自動」で積み立てる仕組みがいろいろあるからです。そのために無駄遣いをカットして、積み立てる方法を整えましょう。
厳しくお伝えしてきましたが、何も節約や貯蓄がゴールではありません。お金は使ってこそ意味のあるもの。最終的には安心してのびのびとお金を使える自分や暮らしを手に入れてほしいと心から願っています。そのための第一歩と捉えましょう。
知識や情報を手に入れても、何も行動しなければ昨日までの自分と変わりません。今すぐ、アクションを起こしましょう。
(川部紀子)
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※この記事は2020年01月31日に公開されたものです