何がしたいかわからない。やりたいことを見つける方法&対処法7つ
何がしたいのかわからない状況の脱出法
では、「何がしたいのかわからない」状況を脱したい時に、何をしたらいいのかを考えてみましょう。
1.小さな目標をたてる
「やりたいこと」「やらなきゃいけないこと」を終わらせるといった小さな目標設定をしましょう。
無理やりにでも「やること」を決めれば、それに紐づいた「やるべきこと」が芋づる式に出てくる可能性があります。

目標ってどうやって立てたらいい? 立て方のコツが知りたい人はこの記事をチェックしてみてください。
2.やりたいことを書き出してみる
そもそも本当に「何がしたいのかがわからない」のでしょうか?
そんな場合は、実現可能性を何も考えずに「やりたいこと」だけ書き出してみるのも脱するためにはいい方法です。
「石油王になりたい」という無理筋なものから、「ペットを飼いたい」などのちょっと現実的なものまで書いてみてください。その中でできそうなことや、そのためにしなくてはならないことがわかれば一歩前に踏み出せます。
3.「何もしない」をしてみる
「何かをしたい」と常に目標設定していなくてはいけないのか? というと答えはNOです。別に何もしなくてもいいのです。
これは映画『プーと大人になった僕』の中で、プーがクリストファー・ロビンに「ぼくは“何もしない”を、毎日やっているよ」と言っていたことからも明らかです。

何もしたくない時の過ごし方のヒントを紹介します。
4.何でもしてみる
今は1つに絞る必要がありません。何でもしてみていい時期です。そして、自分に合わないなら潔く撤退。
何でもしてみた結果、どれも楽しいと感じられないならそれもありです。その事実が知れたことが進歩です。「大義名分を持たなくても生きていける」と悟ったなら、それでいいじゃないですか。何もなくても生きていけるなんて、最高です。
もちろん、何でもしてみることでやりたい何かが見つかるケースもあります。どっちに転んでもOKというわけです。
5.他人のまねをしてみる
何でもしてみると先述しましたが、何がしたいかわからない人にとってハードルが高いことかもしれません。ならば他人のまねをしてみましょう。
パクるのです、人の趣味を、仕事を、人生を。
行動の指針があれば、人間は動きやすいもの。「あの人、羨ましいなあ」と思う人を見つけて、まずは模倣してみるのも1つの手です。
6.とりあえず目の前のことを頑張ってみる
今の仕事や環境に精を出してみるのも大ありです。
なぜなら、何かを本気で取り組んだことのある人は少ないから。まだ目の前のことの本質を理解する前に、「これは嫌だ」と思い込んでいるだけかもしれません。
すでに与えられていることを頑張るのは楽です。それに乗っかってみましょう。案外、その先にやりたいことが見つかるパターンだってあります。
7.何がしたいかわからないのは普通だと捉える
冒頭でアンケートを紹介しましたが、何がしたいかわからず迷う人がほとんどです。「自分はこれ!」と決められている人の方が少ないかもしれません。
従って、あなたは特別なんかじゃありません。普通です。
「何かしなきゃ!」という焦りを捨てると、気持ちが落ち着くはず。そもそも人生80年かけて何か1つを見つけるくらいのスローペースだって問題ないのです。
30代だからといって諦めてはダメ!
「何者かにならねば、何かをせねば」。
世の中には意識の高い人や、がつがつ目標に向かってまい進するアグレッシブな人たちがいます。その人たちは目立つため自分と比べてしまいがちです。
しかし、別に全人類が明確な目標を持って生きなくてはならいかというと、そんなことはありません。アンケートでも「やりたいことが明確」という人はめちゃくちゃに少数派でした。
ただ、「何もしていない」「何をしたいのかわからない」ということが、自分のストレスや不安に繋がるならば、積極的にその問題と対峙すべきです。
その時は「何をしたいのか」を確認するために思いつくことを自由に書き出し、小さな目標を決めてクリアしていけばそれだけでいいのです。
(ぱぴこ)
※画像はイメージです
※この記事は2020年01月10日に公開されたものです