セックス中に「かわいい」と思わせるには？　男性をキュンとさせる5つの仕草

「かわいい」という言葉は、日常のあらゆる肯定的場面で使われるようになってきていますが、本来の意味は、幼いものや小さいものに対する情愛や愛着などを表現するものです。

日本人女性は、自身への評価として「美しい」とか「キレイ」といった憧れや完成感のある肯定表現よりも、未熟さやか弱さを感じさせる「かわいい」という表現を好む方が多い気がします。それは、かわいさで相手の保護本能をくすぐり、親愛の情を強く抱かれている気がするからではないかと推察します。

物理的に相手との距離感が一番近い行為であるセックスにおいて、「キレイ」「エロい」「かわいい」なら、あなたはどれを言われたいでしょうか。また、男性が保護本能をくすぐられるのはどのような姿やしぐさ、言動なのでしょうか。

男性はセックス中「かわいい」という感情を抱くのか

セックス中に抱く感情は、その人がどういった動機でセックスしているかに左右されます。

例えば、“スッキリしたい”という本能的性欲が動機なら、「エロいね」とか「抜ける」「そそる」といったものになり、それは気持ちというよりは性欲処理をするのに適しているかどうかの評価止まりです。

また、“相手を自分のモノにしよう”という支配欲や所有欲からセックスをする人は、「落とした」「ゲットした」「イカせてやる」という征服感や達成感を求めていて、感情ではなく思考的昂（たか）まりで気持ち良くなっています。

「かわいい」は恋愛感情の証

一方で、恋愛感情によりセックスをすると、「愛おしい」や「かわいい」といった親愛感情になることが多いです。

「かわいい」と思うとき、その人を突き動かしているものは本能や思考ではなく感情です。

“スッキリしたい”という本能や、“相手をモノと見て手に入れる”という思考の場合には生まれません。つまり「かわいい」と思うのは、相手に恋愛感情を持っているということです。

男性がセックス中「かわいい」と思う相手とは？

では、純粋に「かわいい」と思う相手はどういう人かというと、明け渡してくれる人です。

どんな顔をした赤ちゃんも「かわいい」と感じる人が多いのは、小さいから、丸いからである以上に無防備だからです。だから無条件にかわいいのです。

母の無償の愛という言葉がありますが、本当に無償、見返りを求めず相手に差し出しているのは赤ちゃんのほうです。もちろん相手に頼るしかないから無防備にならざるを得ないのですが、だからこそ愛おしいのです。

セックスのときも、まるで赤ちゃんのように無防備になり、自分をさらけ出してくれる相手を「かわいい」と思います。ここにおいて、顔の造りの美しさあるいは不具合は、日常ほど関係ありません。

逆に、どんな美人であったとしても、セックスしているときも自意識過剰に自分の見た目に気が散っている人は、かわいいと思えません。だって、考えてもみてください、「かわいい」って言われたがっている赤ちゃんを「かわいい」って思わないでしょう。

無防備に明け渡すからこそ、相手の心からの「かわいい」が引き出されるのです。

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