彼女が好きすぎる彼氏の傾向と対策

更新: 2021.10.21

彼女が好きすぎるんじゃない？　と思ってしまう彼氏っていますよね。愛情表現をちゃんとしていて、正直うらやましくも思います。しかし、愛情表現が過剰な彼氏は、実は闇が深いそうなんです。コラムニストのウイさんに詳しく教えてもらいました。

昔から日本人男性は愛情表現が下手くそといわれておりまして、海外の方々の愛情表現と比べると「確かにそうだよね」と言わざるを得ません。

日本人はなかなか甘い言葉も言わないし、行動にも移しませんよね。たとえそこに確かな愛があったとしても、です。どうしても照れがあったりして言葉や行動に移せないのです。しかも、愛情表現はしなければしないほどやるのが照れ臭くなり、勇気が必要になってしまいます。

しかし、中には愛情表現が豊かな男性もいます。いわゆる「彼女が好きすぎる彼氏」です。

そういった男性は稀なので女性が彼氏からの愛情表現を過多に感じてしまい「なんか、逆に、不安なんですけど……」という悩みを抱えてしまいます。

恋人がいない人からしたら「なんて贅沢な悩みだ」なんて思われそうですけど、今回は一見幸せそうな悩みに聞こえるけど根深い闇を抱えた「彼氏に愛されすぎている問題」について書かせていただきます。

そうです、愛情表現をする文化がない日本において、じつは過剰な愛情表現は闇深いのです……。

愛情表現過多の男性は3つに分けることができる

愛情表現が多い男性は3つに分けることができます。

1つ目は「ガチ勢」です。本当に心の底からあなたのことを愛し、尊い存在と思っていて、どうしようもないくらいかわいいと思っているのです。

ここは安心です。最高の彼氏です。

2つ目は「メンヘラ」です。自分に自信がなくていつ別れを切り出されるか不安なんです。

「こんなに愛してるんだから捨てないでくれ」という気持ちがあるから必死に愛情表現しているのです。

3つめは「嫁大好き芸人ごっこ」です。愛情表現する自分が好きで好きでしょうがない状態でして、そんな自分に酔っているパターンですね。

ここに属する男性は愛情が10でも100の愛情表現をします。

見分け方はいたって簡単。

「ガチ勢」はあなたに行った愛情表現に対して見返りを求めません。とにかく自分の気持ちを伝えたくて伝えたくてしょうがないのです。

そして、周囲の人に自分の恋人がいかにかわいくて尊いかを啓蒙します。のろけまくるのです。

「メンヘラ」は見返りを求めます。「あなたのことを愛しているけど、あなたは僕のことを同じくらい愛してくれていますか？　愛してくれませんか？　なぜ同じくらい愛してくれないんですか？」という要求をします。

なんせ言動の根底にあるのが「不安」なので、確認せずにはいられないのです。嫉妬深く束縛が強いという特徴もあります。

その背景には複雑な事情があり、例えば過去に彼女に浮気されたり何かしらのトラウマを抱えていたり、恋愛経験が浅かったり、容姿や体型にコンプレックスを抱く男性が多いです。

そして「ガチ勢」と「メンヘラ」は比較的早い段階で結婚の話を出します。なんせあなたを独占したいわけですから。独占の最も最善の方法が結婚だと信じているのです。

「嫁大好き芸人ごっこ」はムラがあります。口先の愛情表現は得意なのですが行動が伴わないんです。

付き合いたてはあの手この手で愛情表現を行うのですが、時間の経過と共に急に愛情表現をしなくなったかと思えばサプライズでプレゼントがあったりします。

所詮は「ごっこ」なのでいつか飽きてムラが出るのです。セックスレスになるのも早く、結婚の話もすぐには出ないでしょう。

一番厄介なのは、「嫁大好き芸人ごっこ」タイプも「ガチ勢」同様、周囲にのろけるんです。でもそれは、本当ののろけではなく周囲から「〇〇さんって彼女のことすごく大切にするんですね」っていう評価を得たいだけなんですよね。

でも長続きしません。言わずもがな「ごっこ」だからです。