お使いのOS・ブラウザでは、本サイトを適切に閲覧できない可能性があります。最新のブラウザをご利用ください。

内向型の性格とは? 「内向型人間」に向いている5つの仕事【診断付】

笹氣健治(心理カウンセラー)

内向型の人に向いている仕事5つ

自分が内向型か外向型かで悩むより、自分の得意分野をどうやって活かしていけばいいかを考えるほうが建設的な生き方だといえます。

そのためには自分の特徴を理解し、それを活かせるように周囲との関係を作っていくことがポイントになります。内向型の人が働く際に、どのような仕事が向いているのか、どんな点を意識して仕事をしていけばいいのか、考えてみたいと思います。

(1)営業職

営業は外向型が向いていると思われるかもしれませんが、それは訪問販売やテレアポなど、ひとりでも多くの顧客にアプローチするアウトバウンド営業の場合です。

営業の本来の役割は、自社商品の良さを伝え、顧客のニーズに合った商品やサービスを提案すること。

商品を周知するための戦略を考えたり、相手に合わせた提案をして契約につなげるインバウンド営業には、親切で丁寧な対応ができ、きめ細かく相手の気持ちに沿った提案ができる内向型の人がうってつけなのです。

ただし、社員同士の競争やノルマが課せられていてプレッシャーがかかる職場は向いていません。マイペースで落ち着いて対応できる環境において能力を発揮できます。

(2)事務職

緊急性や締め切りといったプレッシャーがそれほど多くなく、たくさんの人と頻繁に顔を合わせる機会も少なく、他人との共同作業より個人作業が多い事務職も内向型には向いています。

具体的には、総務、労務、経理といった間接部門の仕事、営業サポートのバックヤード業務などです。これらに従事するときには、集中力、慎重さ、計画性、粘り強さといった内向型の特徴が活きてきます。

(3)企画職

創造性が求められる企画の仕事も内向型の得意分野のひとつです。

観察力が高く、外界の微妙なことを察知する力に優れている。また、さまざまな情報を深く洞察し、革新的なアイディアを思いつく能力に長けているからです。

ただし、そういった特徴を発揮するためには、周囲の理解が不可欠です。おとなしくて控えめなために自己主張することが得意ではないので、辛抱強く意見を聞いて尊重してくれる人が周りにいると活躍の場は広がります。

(4)制作職

Webページの作成、書籍や記事の編集といった制作系の仕事にも内向型は能力を活かせるでしょう。

几帳面でいて粘り強い、集中力もある、アイディア豊富で思慮深い、こういった資質はクオリティの高い制作物を生み出すのに役立ちます。

内向型の人がこの仕事でより成功するために必要なのが、自分に自信を持つこと。周りの意見を謙虚に聞きつつも、自分のセンスをしっかり主張することで、より良いものが作れます。

(5)研究職

大学やメーカーの研究職のように、対象物を根気よく調査探求する仕事も内向型には向いています。

あるいは、何かひとつの専門分野に詳しいアナリストの仕事も得意とするところです。

優れた観察力と直観力によって注意深く導き出された分析結果は、周囲とはひと味違った示唆に富んだものとして注目されるでしょう。

内向型の優れた部分に自信を持って生きていい

内向的な性格に悩む人に言いたいのは、外向的でなければいけないという誤った認識を捨てて、内向型の優れた部分にもっと注目して自信を持ってほしいということです。

人は誰しも得意不得意があるものですが、内向型の人は落ち着いた環境で物事を深く探求することが得意なのであって、無理して外向的にならなくていいのです。自分らしさとは何かを考えて、固定観念に縛られずに気楽に生きてみてはいかがでしょうか?

(笹氣健治)

※画像はイメージです

笹氣健治(心理カウンセラー)

メンタルトレーナー・心理カウンセラー
1967年生まれ。国際基督教大学を卒業後、NTT(東京支社)に入社。その後、地元の仙台に戻り、スポーツクラブ「グラン・スポール」の経営に携わる。企業を経営する上で人間心理を理解する必要性を痛感して心理カウンセリングを学び、現在は、ストレスやコミュニケーション問題の解消をテーマにした講演やカウンセリング、目標達成のためのメンタルトレーニングを行っている。『「やる気」のある自分に出会える本』(スリーエーネットワーク)、『仕事の悩みを引きずらない技術』(PHP研究所)など、著書19冊。東北学院大学非常勤講師。

この著者の記事一覧 

SHARE