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内向型に向いている仕事10個は? 辛いと悩んだ時の仕事の選び方

笹氣健治(心理カウンセラー)

内向型が仕事のストレスを感じた時の対処法

仕事にストレスはつきものです。だからこそ、ストレスと上手に付き合う方法を知っておくことは、とても重要となります。

特に、内向型の人がストレスを感じた時、ぜひ試してみてほしい対処法を3つ紹介したいと思います。

(1)屋外でボーっとする

内向型の人は、外界からの刺激に敏感に反応します。それによってストレス状態に陥ります。その状態を解消するには、刺激を減らしてリラックスすることが必要です。

おすすめなのが、外に出てボーっとすることです。

周辺をゆっくり散歩してもいいですし、もし公園があったら少し休んでみましょう。耳を澄ますと、木の葉が風に揺らされてカサカサこすれ合う音や、鳥のさえずりが聞こえてくるかもしれません。

日差しを肌で感じ、心地良い空気に包まれている感触をじっくり味わっていると、頭の中がすっきりして、体も軽くなっていきます。

仕事の合間、出勤前や後、休日などに、ぜひ屋外でボーっとする時間を作ってみてください。

(2)自分の世界に閉じこもる

外界からの刺激を減らすためには、自分の世界に閉じこもることも有効です。

イヤホンで音楽を聴いたり、小説やマンガを読みふけったりして、自分だけの世界に没入していると、その間はストレスを忘れることができます。

内向型の人は、自分の内側に意識を向けることが得意なので、この方法は馴染みやすいはずです。

ストレス状態が長く続くことは避けたいので、お昼休憩の時間や帰宅後に意識的に取り組んで気持ちを強制的に切り替え、疲労やダメージが蓄積しないようにしましょう。

(3)自分を責めるのをやめる

内向型の人は、意識が自分に向くことが多いため、問題を自分のせいにしがちです。

仮に自分に悪い部分があったとしても、それは仕方がないことです。私たちは人生において常に初心者であり、ましてや完璧な人は誰もいないからです。

それなのに、自分の悪い部分にだけ注目して、自分で自分を責めるのは馬鹿げています。自分を責めている自分に気づいたら、「私は私なりによくやっている」とねぎらってみてください。いつも一生懸命頑張っている自分を認めるのです。

その瞬間、自分を責める気持ちが消えて、ストレスが小さくなったことに気づけると思います。

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