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コラム 結婚

悪い男は付き合う前に「幸せな未来」を匂わせる #悪い男の恋愛ブラックファイル

浅田悠介(浅田さん@令和の魔法使い)

幸せな恋愛をするためには「悪い男に捕まらないこと」が一番大事。この連載では、恋愛を語る奇術師・浅田さんが、悪い男たちの恋愛手口を紹介します。

お嬢さん。

幸せな恋愛をゲットするための、たったひとつの冴えたやり方をご存じでしょうか?

それは「悪い男に捕まらない」こと。

いいですか?

この世には、貴女の心と身体を奪おうとする獣や悪魔がたくさんいます──いま、この画面を見ながら想像したよりもずっと。本連載では、そんな「悪い男」の手口を紹介していきます。

それをどうか心の中にファイルしてください。危ない色のファイルですが、いつか役に立つときがくるはずですから。

本日の恋愛ブラックファイル

「付き合っても毎週デートとかしたいよね」
「もう俺たち結婚するやつじゃね?」
「俺はひとりっ子だったからさ。子どもは2人ほしいんだよね」

わかりますか、この感じ。

付き合う前からゴリゴリ将来の話をねじこんでくる感じ。

正直、嬉しくなっちゃいますよね。そんなに真剣に考えてくれてるのかって。彼が語るビジョンのなかに自分もいるのが、くすぐったいけれど愛されてる感じがします。

そうか。彼はそんなふうに考えてくれてるんだ。

その言葉に乗っかるわけにいかないけど(恥ずかしいし、まだ貴女も心の内を明かすことはできないから)内心はキュンキュンしないわけにいきません。頭のなかに想像がめぐります。

私だって、彼のことは嫌いじゃない。むしろ好き、だと思う。2人なら幸せな未来を歩めるかも。なんとなくイメージもつくし。だったら彼も誘ってくれてることだし、今夜は、ちょっと気も早いけど──。

ダウト!

お嬢さん。それが悪い男のブラック恋愛術なのですよ。

よろしいですか?

悪い男は、簡単に付き合ったあとの幸せなビジョンや結婚願望を匂わせるのです。もちろん貴女が喜ぶのをわかって。

この手口を使う悪い男のタイプ

ズバリ「幸せ匂わせ男子」です。

このタイプはすべてをわかってやっています。

もう完全に計算です。それも罪悪感なし。女性を口説けるなら、嘘をつこうが、傷つけようが、なんでもアリ。なんのスマートさもない──超危険人物といえるでしょう。

しかし、それだけに女心のツボを心得ていたりもするわけですね。デートをするぶんには心地のいい相手を演じられるのです。甘いムードを出すのだって、お手のものでしょう。

ふとしたときに、貴女が、少女のころから夢見てきたようなビジョンを語るはずです。思わずぽわっとなってしまいます。

もちろん、それが本心からの言葉で、その後きちんと告白し、付き合って、プロポーズして……と、行動で示してくれる誠実な男もいます。

しかし、心の底ではなんとも思わず、乙女心を踏みにじっているだけの悪い男もいるのです。

この手口を使う効果と男性心理

悪い男がこの手口を使う理由はシンプルです。

それが女性の弱点だと知っているから。

女性たるもの「幸せなカップル」「幸せな結婚」に弱いものです。どんなときも助け合って、いつも笑顔で。そんな関係にあこがれますよね。

だからこそ「未来の話」を悪い男はするのです。

そして、その代わりに「現在の貴女」を差し出せと要求するわけです。

未来と現在のトレード。

ここが、この手口の肝です。

よく考えると、未来を語るのは、なんの保証もなくできることです。だからこそ言ったもの勝ちではないですが、悪い男は、なんの責任も負わずに、それを交渉の場に出せるわけです。

しかし、これは禁じ手でしょう。悪い男の場合、いわば嘘をついているわけですから。

ほとんど詐欺です。とはいえ、あからさまに「付き合う」「結婚」という単語を出す男もいれば、上手に匂わせるくらいにとどめる悪い男もいるでしょう。いずれにせよ、その約束を守るつもりはないわけです。

まさに悪い男のブラック恋愛術です。

この手口の見破り方と対処法

この手口の見破り方を紹介します。

とにかく「未来の話」に冷静になることです。

いいなと思った男性から、将来の話をされて嬉しくなるのはわかります。いろいろとイメージしちゃいますよね。頭のなかではファンファーレが鳴り響くでしょう。しかし、そこで舞い上がらないことが大事なのです。

そもそも未来の話をされたからといって──それが愛に満ちたビジョンであっても──現在の恋愛を急ぐ必要はどこにもありません。

そして「言葉ではなく行動」を見ることです。

言葉ではなんとでも言えるからです。

むしろ人間の本性があらわれるのは、言葉ではなく、行動です。彼が何を語ったかでなく、どう行動してくれたかを見ましょう。

貴女を幸せにすることをどう語ったかではなく、貴女を幸せにするためにどう行動してくれたか──それが答えです。

時には「言葉ではわからないから行動で示してくれる?」と伝えるのも有効でしょう。

お嬢さん。

舞い上がったときこそ、クールになるんだよ。

(文:浅田さん@令和の魔法使い、イラスト:ますだみく)

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