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同棲カップルにおすすめのベッドサイズとは? 心理学的に解説

小日向るり子

良好な同棲生活を送るためにも、ベッドのサイズは慎重に検討したいですよね。おすすめのサイズや、ベッドのサイズ以外の工夫を心理カウンセラーの小日向るり子さんに紹介してもらいます。併せて、同棲経験者の男女に「同棲中のベッドサイズ事情」についてアンケートを取りました。

恋人と同棲をはじめることになったときにもっとも幸せを感じる時間は、一緒に住む部屋のインテリアを見たりレイアウトを考えたりするときではないでしょうか。とくに、ベッドについてはワクワクもしますよね。

ただ、睡眠時間や睡眠寝具など、寝るときの癖は個人によって快不快の感じ方が大きく異なる部分ですので、意見の相違が出やすいものです。

今回は心理的な観点に重点を置いて、同棲中のベッドサイズについて考えてみたいと思います。

【アンケート】同棲カップルのベッドサイズ事情

同棲 ベッド

※有効回答数145件

同棲経験者の男女145人にアンケートを取ったところ、使用しているベッドサイズは「セミダブル」が最多。続いて「ダブル」を選んだ人が多いという結果になりました。

ではそれぞれのベッドサイズについて、使用している人から集まったメリットやデメリットなどのコメントを見ていきましょう。

シングルで一緒に寝ている人の声

シングルベッドに大人2人が寝ることを考えるとやや手狭に感じそうですが、実際はどうなのでしょうか。集まったコメントを見ていきましょう。

メリット

・「もともと一人で使ってたからそのまま二人で寝ただけ。好きな人とくっついていられる点はいいかも。(35歳/既婚/販売・サービス業)

・「一人暮らしの時に使っていたものをそのまま使ったので、費用がかからなかったこと。」(35歳/既婚/その他・専業主婦等)

・「元々彼の使っていたベッドをそのまま使っていたが、側にいる感じがたまらなくあたたかい。」(39歳/既婚/販売・サービス業)

デメリット

・「狭いので、眠りが浅くなりがち。」(34歳/既婚/営業関連)

・「布団の奪い合い、寝返りがきびしい」(38歳/既婚/営業関連)

・「シングルサイズなので、すごく狭かった。喧嘩した日でも一緒に寝ていたので、気まずかった。」(35歳/既婚/その他・専業主婦等)

シングルベッドのメリットは、密着できること。寒い冬に恋人の温もりを感じながら眠れるのは幸せですね。

とはいえ「大人2人にシングルは狭かった」という声も多数。また、ほとんどの人がどちらかが一人暮らしの時に使っていたものを流用していたことを考えると、新しくベッド購入を考えている場合にはもう少し大きめのサイズを選ぶと良いかも。

セミダブル

セミダブルとはシングルよりもやや大きめサイズのベッドで、幅120cm×長さ195cmといわれます。

大きめのベッドで寝たい1人暮らしの人にも人気のベッドサイズですが、今回のアンケートでは最も多くの人が同棲中のベッドサイズとしてセミダブルを選んでいました。

メリット

・「シングルだと狭いので、ちょうどよいサイズだった」(28歳/未婚/その他・専業主婦等)

・「好きな人と密着できて喧嘩をしていても自然と仲直りできた」(36歳/既婚/事務・企画・経営関連)

・「ちょうど良くくっついたり離れたりできる幅」(33歳/未婚/クリエイティブ関連)

デメリット

・「やっぱりセミダブルだと寝返りが窮屈」(36歳/既婚/事務・企画・経営関連)

・「たまに寝相が悪く落ちそうになった」(36歳/既婚/公共サービス関連)

・「(パートナーが)いびきをかくことがありとてもうるさい」(33歳/既婚/その他・専業主婦等)

セミダブルを選んだ多くの人は、大きすぎず狭すぎない、ちょうど良いサイズと回答していました。1Kや1LDKなどの間取りなら、これくらいのサイズ感が部屋を圧迫せずに使いやすいのかもしれません。

ただし人によっては、寝返りが打ちにくいなどの狭さを感じる声も。

ダブル

セミダブルに次いで人気だったダブルサイズ。幅140cm×長さ195cmのベッドですが、2人での寝心地はどうなのでしょうか?

メリット

・「大きすぎず小さすぎず、ちょうどのサイズだったところが良かった点です。」(29歳/既婚/IT技術関連)

・「程よい大きさだし場所も取らずよかった」(25歳/未婚/事務・企画・経営関連)

・「ちょうど良いサイズ感で、寝心地が良くて気に入っています。」(34歳/未婚/販売・サービス業)

デメリット

・「部屋のスペースをほとんどベッドで使ってしまった」(38歳/既婚/専門職関連)

・「デカくてベッドルームのスペースはちゃんと確保しておかないといけない。」(30歳/未婚/販売・サービス業)

・「二人で寝ると少し狭い」(29歳/未婚/販売・サービス業)

ダブルは、2人で寝るにはちょうど良いと感じる人が多い様子。ただしベッドのサイズが大きめなので、部屋を圧迫してしまうのが難点のようです。

クイーン

クイーンは幅160cm×長さ195cmのベッドサイズで、シングルの1.5倍以上のサイズ感です。十分すぎる大きさに感じますが、実際はどうなのでしょうか。

メリット

・「全く窮屈でなく、2人で広く使えてよかったです。また、飼い猫もいるので、猫も一緒に寝れました。」(31歳/既婚/営業関連)

・「大きめなので、ひとつのベッドであるが、別々に寝ているように使えて快適だった。」(39歳/既婚/販売・サービス業)

・「寝返りうってもぶつからない」(27歳/未婚/専門サービス業)

デメリット

・「使用での悪かった点はないのですが、引っ越しをした際に、サイズが大きい為、ベッドの分解、組み立てが複雑で大変でした。」(31歳/既婚/営業関連)

・「夏は暑いので、キングでもよかったかなと思う。」(39歳/未婚/専門サービス業)

・「部屋が狭かったのでほかにモノが置けなかった。」(39歳/既婚/販売・サービス業)

クイーンサイズなら、一緒に寝ていても狭くなく、のびのびと寝られるようです。ただし部屋が狭くなってしまう点や、引越しの時に大変だった……といった声が上がりました。

キングサイズ

幅180㎝×長さ195㎝のキングサイズベッド。ベッドサイズの中では最も大きく、シングルを2つ並べた場合とほぼ同じサイズ感といわれます。

メリット

・「やはり2人だと狭く感じることから、2人で話し合い、気持ち良く眠れるように、キングサイズのベッドを選択しました。」(39歳/既婚/公共サービス関連)

・「同じベッドに寝ていても、1人で寝ているような感覚になるほど広い。寝るタイミングが違ってもそこまで気になりません」(30歳/既婚/クリエイティブ関連)

デメリット

・「広くていいのですが相手との距離を感じてたまに寂しいです(笑)。どちらにせよ枕をくっつけて寝るのでデッドスペースが多く、クイーンでもよかったかなと思うことがあります」(30歳/未婚/販売・サービス業

・「掃除洗濯が非常に大変なこと」(26歳/未婚/営業関連)

キングサイズは広いので、2人でもかなりのびのびと寝られそう。デメリットとしては、掃除の大変さや広すぎて持て余してしまう点が挙げられました。

▶次のページでは、同棲カップルにおすすめのベッド選びを心理学の観点からお伝えしていきます。

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