嫌われるのが怖い。そう思ったときの対処法
嫌われるのが怖い人が「やめるべきこと」
最後に、誰からも嫌われたくない人が生きづらさを克服して自分らしく生きるために、やめるべきこと4つをお伝えします。
1.相手の考えを変えようとすることをやめる
悩みのほとんどは人間関係によるものだといわれています。
ただ、どんな人間関係の悩みも「他人は変えられない」と考えると気が楽になります。どこかで「自分がこうすればよかったのでは」「あんなことをしたからダメだったのでは」というように、なんらかの言動によって他人を変えられると考えると、一気に苦しくなります。
他人は自分ではありませんから、基本的にコントロールできません。嫌われたとしても、それは自分の力では変えられないこと。ときにはあきらめ、成り行きに任せるのも大切です。
2.嫌われるのは自分の問題だと考えることをやめる
人から嫌われたとき「私がダメだったから」というように、自分のせいにしていませんか?
あきらかに常識はずれだったり、思いやりがなかったりした場合は確かに直したほうがいいのですが、基本的には自分の問題ではなく相手の問題だと考えましょう。
あなたを嫌う相手の考え方に原因があるのであって、あなたの行動に原因があるのではありません。そう考えるだけで楽になりますよ。
3.他人に依存することをやめる
他人に依存していると、相手にどう思われるかが気になり、気に入られるために行動してしまいます。「嫌われたくない」という思いは増していき、日々息苦しくなるでしょう。
個人として自立し、自分の価値基準で行動できる芯の強さが必要です。
他人の期待にすべて応えようとせず、自分の期待に応えるようにしましょう。自分が自分を評価するのだ、という意識を持って行動すると前向きになれます。
4.苦手な人にも好かれようとすることをやめる
多くの場合、苦手な人に好かれようとするからうまくいかず苦しくなります。
苦手な人に無理に好かれる必要はありませんし、相手もあなたを無理に好きになる必要はないのです。ありのまま、自然体で接することを意識しましょう。
また、嫌われたくないあまり、苦手な人を避けようとする人がいますが、これはかえって逆効果です。避けることでより苦手意識が深まったり、相手との関係性を悪化させたりする可能性があるので注意しましょう。

あなたの「嫌われやすいポイント」を診断でこっそりチェックしてみましょう。
「他人から嫌われない自分」ではなく「自分が好きな自分」になる
「人から嫌われたくない」と考えるのか、「自分を好きになりたい」と考えるのかで行動の指針ががらっと変わります。
自分を好きになれば自信もつき、人から嫌われることを恐れなくなるでしょう。ご紹介した方法を実践して、新しい自分に生まれ変わりましょう。
(萩原かおり)
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※この記事は2019年11月05日に公開されたものです