嫌われるのが怖い。そう思ったときの対処法
嫌われるのが怖いと思う原因
では、そもそもどうして誰からも嫌われたくないと思うのでしょうか? 大きな原因を3つご紹介します。
1.過去のトラウマを引きずっている
過去に人から嫌われてひどく傷ついた経験がトラウマになって「絶対に嫌われたくない」と考えるようになる人もいます。
たとえば、学生時代に誰かから嫌われていじめられた経験があると、嫌われることを極端に恐れるようになります。
いじめではなくても、バイト先で馬が合わない人に仕事を押し付けられたり、学校で陰口を言われたりなど人間関係がうまくいかなかった経験があると、嫌われることがトラウマになるケースがあります。
2.人からどう見られるかが気になる
自意識が強すぎる人は他人の目線が気になり、嫌われるのを恐れ、できるだけいい印象を与えようと意識して行動します。
公の場における自己認識を「公的自己意識」と呼び、公的自己意識が高い人ほど判断や行動の基準を他人に委ねます。
自分の納得感よりも他人からの好感度を気にしてしまい、嫌われないように行動するくせがついているのです。
3.自尊心が低く、自信がない
自尊心が高く自信を持っている人は、無理やり他人に合わせたりしません。
反対に「嫌われたくない」と考えている人は自尊心が低く自信がない傾向があるので、他人からの評価が気になり、まわりに合わせようとします。
自分自身を認めて尊重できていれば、自分の評価を他者に委ねませんが、自分を認められない人はまわりからの評価を求めてしまうのです。