結婚式を挙げる意味って? 挙式をするそれぞれの理由とは
人生の一大イベントともいわれる「結婚式」。挙式したカップルはどんな理由で結婚式を行ったのでしょうか? この記事では、結婚式を挙げる理由や挙式スタイル、挙式時期について、20~30代の既婚女性390人に調査してみました。
最近では結婚式を挙げないカップルも多いといわれますが、結婚式を挙げる人はどんな理由で行うものなのでしょうか?
今回は、結婚式を挙げるそれぞれの理由に加え、挙式スタイルや挙式時期についても調査してみました。
20~30代の既婚女性390人のリアルな声をお届けします。
挙式にはどんな意味を込めたの? みんなの結婚式を挙げる理由
まず、結婚式を挙げる理由として、代表的な声を4つ見ていきます。
(1)感謝を伝えたかったから
・「みんなに感謝を伝えたい気持ちがあったので、結婚式を挙げた。アットホームな式にしたかったので、招待者は友人と親族のみ。同窓会のような感じにもなってよかった」(29歳/自動車関連/事務系専門職)
・「親への感謝をこめて挙げました。一生に一度なので、ドレスを着たかった」(32歳/小売店/販売職・サービス系)
・「両親や友人、職場の人々への感謝を伝えたかった」(27歳/その他/事務系専門職)
・「友人とわいわい楽しく過ごし、今までの感謝を伝える式を挙げたいと思っていたから」(27歳/医療・福祉/専門職)
親・友人・職場の人々……今までお世話になった方々に感謝の気持ちを表現したいという声は多く集まりました。
両親や親族、友人・知人に向けて、日ごろは言えないことも手紙にしたり、映像で表現したり、言葉でも感謝を伝えることで、これまでの自分を振り返ることにもなり、ありがたみを実感できるのでしょう。
(2)けじめをつけたかったから
・「思い出として、区切りとして式を挙げました」(36歳/機械・精密機器/事務系専門職)
・「やはり節目なので、一生に一度のこと、挙げたいと思った」(31歳/商社・卸/秘書・アシスタント職)
・「人生に一度の晴れ舞台だから。結婚のけじめになると思ったから」(26歳/医療・福祉/専門職)
婚姻届を提出して籍を入れれば結婚したことにはなりますが、イマイチ実感がわかないという人が多いのも事実。
人生の一大イベントである結婚式。2人が協力して晴れ舞台の準備をし、思い出に残る心のこもったおもてなしをすることで、けじめもつき夫婦になった実感もわいてくるのですね。
(3)自分のあこがれだったから
・「結婚式は昔からの夢だったから挙げた。準備はかなり大変でストレスも溜まったけど、そんなこと忘れるくらい今までで一番幸せな一日だった」(25歳/学校・教育関連/秘書・アシスタント職)
・「海外でやりたくて、式場ではなく本物の教会で挙げた。海でブライダルフォトもしたかったのでよかったと思う」(33歳/情報・IT/事務系専門職)
・「自分があこがれていた結婚式場で、アットホームな結婚式を挙げられた!」(37歳/その他/秘書・アシスタント職)
・「あこがれであり、花火をあげたりサプライズをしたりした」(32歳/医療・福祉/事務系専門職)
・「母が着たウエディングドレスを着たかったから」(32歳/その他/事務系専門職)
結婚式が夢だったという女性は、挙式の場所やウエディングドレスに具体的なあこがれを持っているようです。
みんなにお祝いしてもらって、幸せな一日を過ごせたという声が目立ちました。
自分が主役の舞台で昔からの夢を叶える瞬間は、まさに気分が高揚しますね。
(4)親や親族が希望していたから
・「親戚に、結婚は2人でするものではないので、報告やこれから長く付き合う向こうの親戚への挨拶のためにも、やったほうがいいと言われた」(35歳/医療・福祉/専門職)
・「自分より先に結婚した姉夫婦にも両親は結婚式を希望しているのを見ていたため」(31歳/医療・福祉/専門職)
・「授かり婚なので、式は挙げるか迷ったが親のすすめでマタニティウエディングを挙げることになった! 半年のころ気遣ってもらいながら素敵な式を挙げられて幸せだった」(31歳/食品・飲料/その他)
・「やるのが当たり前だと思っていた。夫の家族が盛大に挙げることを望んでいた」(37歳/金融・証券/専門職)
親や親戚の希望もあり、結婚式を挙げた人も。
自分の子どもの結婚式を見られるのは、親にとっても感慨深い思い出になるでしょう。
授かり婚の場合は躊躇する場合もありますが、マタニティウエディングのプランで、新婦の身体に負担がかからない時期を考慮して行うのもありですね。
▶次のページでは、結婚式を挙げるメリット・デメリットを紹介します。