飽き性な人の特徴とは? 性格・仕事・恋愛に分けて解説
飽き性を克服するための対策
いろいろなことに興味が移るのはよいことではありますが、何でもかんでも飽きて継続ができないと、人の信用も場合によっては失ってしまうことがあるので要注意です。
人は「ずっと続けている人」を信用するからです。
飽き性の傾向がかなり強い人は少し改善し、続けることにも慣れていったほうがよいでしょう。
(1)大きな目標を持つ
飽き性な人はゴールが見えてくるとあとは淡々とこなすだけ、と感じてやる気を失うことが多いです。
ですので、すぐにたどり着けるゴールではなく、ちょっと遠い大きな目標を持つとよいでしょう。
なかなかたどり着けないゴールを持っていると、最終形にたどり着くまでにさまざまな新しい困難に立ち向かいチャレンジしていくことになるので飽きにくくなります。
(2)飽きにくい仕事やチャレンジを選ぶ
飽き性の人は同じことを続けると飽きてしまう傾向がありますが、同じ仕事であっても「ちがうチャレンジがどんどん飛び込んでくる仕事」であれば、さまざまなことに興味を持てるので長く続けることができます。
たとえば、営業系ではルート営業より新規開拓や新商品の営業、技術系ではWebエンジニアやIoTなど新しい技術がどんどん入ってくる分野にチャレンジするとよいでしょう。
(3)「リラックス」や「ストレス解消」につなげると長く続く
飽き性の人であっても「まったりすること」を求めることは多いです。
たとえば彼氏や職場を「自分が心からくつろげるもの」として位置づけると長く付き合えます。
彼氏を「刺激をもらう相手」とすると、刺激がなくなれば別れに発展しやすいですが、自分が和める相手となると「彼に戻ればいつでもリラックスできる」と感じて関係が長続きします。
職場も「仕事仲間と和やかに過ごす」というようにくつろぐための場として位置づけると長く続きます。
ダイエットを続けたい場合は「軽くジムに行って汗を流すことがストレス解消」となるように位置づけるとよいでしょう。
続けるべきことは「リラックス」や「ストレス解消」につながるよう、自分の中で意味づけしておくことで、苦痛なく続けることができるようになります。
(4)戦略を持って行動し、何かひとつはやり遂げる
飽き性な人は目の前のおもしろいことに飛びつきやすい傾向があります。
しかし、それだけではいろいろなものをつまみ食いして終わってしまうことも。
「これをやることで○○につなげていく」というように大きな目標を持って進めていくなど、戦略を持って行動するようにしましょう。
大きな目標に対して誠実に向き合って続けていくことで、何かひとつはしっかりと自分に残すことができます。
(5)興味がほかに移らない場所に自分を置く
飽き性な人は興味がさまざまに移りやすいので、ひとつの物事に集中しやすい場所に自分を置くことも効果的です。
たとえば英語を勉強したい場合は英会話学校に行ったり、資格の勉強では資格の学校に通ったり、スポーツをしたい場合にはスポーツクラブやジムに通ったりと、自分自身を「それ以外できない場所」に置くといいでしょう。
飽き性な性格とうまく付き合っていこう
飽き性の人は本質的にはいろいろなことにチャレンジするアグレッシブな部分もあって長所も多いです。
しかしながら、続けなければならないことも世の中にはたくさんありますので、続けるべきことと出会った場合には、自分の中でうまく「飽きない仕組み」を取り入れていきましょう。
(織田隼人)
※画像はイメージです
※この記事は2019年08月26日に公開されたものです