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素直な人の特徴とは? 恋愛傾向も紹介【心理コーディネーター監修】

織田隼人(心理コーディネーター)

素直になれないのはなぜ?

素直になりたくても素直になれないのはなぜなのでしょうか?

(1)批判を受けるのが怖い

素直になれない原因としてまず挙げられるのが、「批判を受けるのが怖い」ということでしょう。

例えば仕事でミスをした時、素直な人はすぐ失敗を認めて謝るでしょう。しかし、批判を受けるのが怖いと思っている人は、つい何かのせいにしてしまうことがあるかもしれません。

「怒られたくない」「厳しい言葉をかけられるのは嫌だ」という気持ちが、素直になる邪魔をするのです。

(2)プライドが高い

プライドが高い人も、なかなか素直になれない傾向があります。

例えば、「自分はできる人間だ」という思いが強すぎると、自分の至らない部分を認めたくない気持ちも強くなり、周囲からのアドバイスを聞き入れられなくなるかもしれません。

また、「強い自分」であろうとするあまり、弱い部分を見せたくなくて周りに相談できなくなる人もいるでしょう。

(3)過去にだまされたことがある

前述したように、素直すぎて相手の言葉を鵜呑みにし、だまされてしまう人がいます。

だまされてひどい目に遭ったことがトラウマとなり、用心しすぎるあまり素直さを失ってしまうケースもあるようです。

周囲から好かれる素直な人になるには

「素直さ」というのはいつからでも取り入れることができます。

自分がちょっとひねくれてきているかも、と思ったときこそ下記を意識してみるとよいかもしれません。

(1)「ありがとう」という言葉をたくさん使う

人間は先に行動したら、あとから思考がついてくる生き物です。

素直な人は素直だから「ありがとう」という言葉をよく使うのですが、「ありがとう」という言葉をたくさん使うようにすることで、自分の言葉をきっかけに自分自身が相手の行動に感謝する気持ちが芽生えてきて、そして素直な気持ちも増えていきます。

(2)おもしろがって相手の話を聞く

素直な人は人の話を素直に受け入れることが多いです。

素直になるには、先に相手の話をおもしろがって聞くという姿勢を持つことで、深掘りしたい気持ちもわいてきて、相手の話を真っ直ぐに聞き入れることができるようになります。

まずは相手の話を楽しんだり、興味を持ったりするようにすると結果的に素直になっていきます。

(3)失敗は認めるようにする

自分のミスや失敗は認めて、そして謝罪するようにするといいでしょう。

「この点は自分が悪かったです。ごめんなさい」と最初はまず言葉だけでも伝えるようにしましょう。

まず言葉に表して自分の失敗を認めると、自分自身が反省して次もっとよくするにはどうすればいいかを考える気持ちになっていき、結果的に失敗の繰り返しは減りますし、ミスを認める素直な気持ちも増えていきます。

(4)感情をしっかり出してみる

楽しいときには「楽しい!」と言い、悲しいときには「悲しい!」と言ってみましょう。

感情を素直に伝えることができるようになると、その感情を自分自身でも認めることができてどんどん素直さが増していきます。

ただし、怒っているときについては注意が必要です。

怒りの気持ちというのは素直な気持ちでないことが多く、実は悲しみの気持ちを隠すために怒っていたり、自分を認めてほしい気持ちを伝えるのが怖くて怒っていたりすることが多いです。

自分の感情をしっかり認めつつ、怒ったときだけは本当の自分の感情は何なのかをあらかじめ確認し、そして深いところの感情を相手に示すといいでしょう。

素直な人のいい部分を見習おう

「素直」というのはいい部分も注意すべき部分もあります。

だまされるようなことには注意しつつも、いい意味での素直さはしっかりと維持していくと人間関係もよくなって、恋も仕事もうまくいくことが増えます。

だまされないために客観的な自分は残しつつ、ふだんは素直な気持ちでいろいろな人と接していくようにしましょう。

(織田隼人)

※画像はイメージです

※この記事は2019年06月30日に公開されたものです

織田隼人(心理コーディネーター) (心理コーディネーター)

心理コーディネーター。男女の心理のちがいを伝えることで、男女の行きちがいを少しでも減らすのが目標。著書に「やっぱり彼と復縁したい貴女へ」「彼女と復縁する59の方法」「愛でセックスを買う男・セックスで愛を買う女」などがある。

HP:http://oda999.tea-nifty.com/blog/
ツイッター:https://twitter.com/oda_hayato

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