お使いのOS・ブラウザでは、本サイトを適切に閲覧できない可能性があります。最新のブラウザをご利用ください。

彼氏にプロポーズを断られた。その理由と今後すべきこと

藤本シゲユキ(リアライフカウンセラー)

一度でもプロポーズを断られたら、結婚できる確率は低い

身も蓋もないことをお話しさせていただきますと、そのまま付き合い続けるのも、諦めてほかの人を探すのも、結婚自体を諦めるのも、自分で決めるしか方法がありません。

なぜなら、正解がまったく存在しない上に、断られた人の努力次第でどうにかなるかというとその可能性は低いことが多く、最終的には「相手に賭ける」になる場合が圧倒的に多いからです。

つまり、厳しい現実として、プロポーズを断られてOKをもらうためにがんばったからといって、成功するとは限らないので、完全に相手次第で結果が変わるということなんですよ。

ひどく夢がないことをお伝えしているので心苦しいですが、逆プロポーズをしている・していないにかかわらず、「結婚できない」と宣告された女性のほとんどが、その後、同じ相手と結ばれたケースが少ないという事実があります。

とはいえ、「断られたらはい次」と片付けてしまうのはあまりにも投げやりなので、前述した「結婚願望がない」「彼女と結婚したいと思えない」という事例に該当しないのであれば、まだ望みはあるかもしれません。

相手に「結婚願望がない」場合は、そもそも結婚自体したくないということなので、心変わりを期待するのは時間の無駄だと思ったほうがいいでしょう。

そして、「彼女と結婚したいと思えない」場合は、残念ながら、相手から見た足りない部分があるということなので、その部分をもし補えたとしても、すでに相手は「足りないもの探し」をはじめてしまっています。

そうなると、相手の要求どおり改善したとしても、あら探しが止まらないため、「どこかに結婚できない理由があるにちがいない」という証拠探しを無意識にしてしまうんですね。

たとえば、パクチーが嫌だという人がいるとします。

「存在が強烈すぎて、味も匂いもだめ」と言われたので、風味を抑えて匂いを消したとしましょう。

でも、この時点でパクチーの魅力はなくなってますし、この人がパクチーを好きになる可能性って低いですよね。

なぜなら、この人からすると、「別にわざわざパクチーを食べなくても、大葉とか食べておけばいいじゃん」という話になってくるからです。

わざわざ自分を押し殺してまで相手の要求に答える必要はないですし、あなたの魅力をわかってくれて受け止めてくれる人を探したほうが身のためです。

なので、この場合も相手の心変わりを期待しないほうがいいでしょう。

では、望みがあるケースはなんなのかというと、「仕事が落ち着くまで待ってほしい」「○年後まで待ってほしい」といった、「結婚する気はあるけれど、今はタイミングじゃない」という場合です。

ただ、「将来仕事がどうなるかわからないから待たせても悪い」「いつこの状況が落ち着くかわからない」というように、先が見えない返答だった場合は、完全に相手に賭けることになってしまうので、望みがないわけではないけれど、リスクはありますね。

とはいえ、たとえ望みがあるケースだったとしても、なかったとしても、どうなるかはそのときになってみないと、未来のことなんて誰にもわかりません。

ひとつ言えることとしては、はっきりと断られた場合でも、やんわり濁されて断られた場合でも、「いつか心変わりをしてくれるかも」という期待を抱いて、相手の心変わりを待つのであれば、完全なる自己責任だということをお忘れなく。

僕は、「だから言うたやろ?」と言いたくないので、たとえ非難されようが、現実的なことばかりを書いています。

次ページ:もし、もう一度プロポーズする場合は、3カ月後に

SHARE