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元カノに未練を感じたことがある? #恋の答案用紙

神崎桃子(恋愛事情専門家・恋愛コラムニスト)

女性が気になる恋愛事情を、社会人男性のみなさんに2択アンケート調査。恋愛コラムニストの神崎桃子さんが男心を分析し、悩める女性を救います!

女性が気になる恋愛のアレコレを、男性たちに2択アンケート調査。結果をもとに、恋愛コラムニストの神崎桃子さんが男心を分析します。今回は「元カノへの未練」にまつわるアンケート。

元カノに未練を感じたことがある?

「あ~、なんで別れちゃったんだろう」
「本当にこれでよかったのかな?」
「あんなに好きだったのに……」

元彼と別れてしばらく経ってから、終わった恋を振り返ってみると、「ああしていればよかった」「こうしていればよかった」と後悔の念に駆られるのはよくあること。

人間は愚かなもので、本当に大切なものは失ってから気づくんだよね。

そんな押し寄せる後悔に胸が締めつけられることは、男性にだってあるかも……。今回はこんなことを聞いてみたよ!

Q.元カノに未練を感じたことがある?

はい:56.3%
いいえ:43.7%
※有効回答数126件

元カノに未練を感じたことがある男性は半数以上。付き合い方や別れ方にもよるだろうけど、真剣に愛した相手なら、そう簡単に吹っ切ることはできないものだよね。

それでは、元カノに対する男性の気持ちを掘り下げていくよ!

「元カノに未練を感じたことがある」派

別れ方・別れた理由に後悔がある

・「一時の感情で、勢いで別れてしまった」(33歳/金融・証券/営業職)

・「自分の不甲斐なさで別れたようなものだし、悪いことをしたと思っている」(33歳/小売店/販売職・サービス系)

なるほど~、「別れ方に後悔」ね。ケンカした流れや勢いで別れてしまったら、心にシコリは残るよね。

「え、また飲み会?」「最近全然会えないじゃん」「そんなに仕事が大事なの?」と自分が寂しいからって相手を責めすぎてしまったとか、些細なことから口論になって「もうムリ、別れよう」という流れになったとか、あるんじゃない?

でも、よくよく考えてみると「なんであんなに怒っちゃったんだろ」「あのとき、もっと大人になればよかった」と、自分の甲斐性のなさに気づくのよ。

別れるつもりがなくとも、一番親しい間柄の相手には、つい容赦なく言いたいことを言ってしまうってことはあるだろうね。

しかも、ケンカは感情的になっているからね。思ってもいないことやとんでもないことまで口走ってしまうから最悪。

頭に血がのぼった状態で言葉を吐き出してしまった場合、落ち着きを取り戻したときに必ず後悔するんだよ。

元カノ以上の女性に出会えない

・「今の彼女よりいい女性だと感じたから」(38歳/医療・福祉/販売職・サービス系)

・「そのあとから彼女がなかなかできなかったから」(37歳/電機/技術職)

別れたあとに苦しむのは、“相手がいかに大切な存在だったか”がわかるから……。

失ってみてはじめて「彼女は俺のワガママを受け入れてくれたんだ」「ダメなとこを一番わかってくれていたのは彼女だった」と気づいたんだろうね。

人間の慣れって本当に恐ろしいもので、「相手が自分のためにしてくれていること」に次第に慣れて麻痺していくんだよ。

交際期間が経つにつれて怠惰になって、“一緒にいることのありがたみ”さえも忘れてしまうのかもしれないね。

その人が隣にいること、笑い合えることの感謝を忘れちゃダメだよね。

「元カノに未練を感じたことがない」派

嫌いになって別れたから

・「嫌いになって別れるパターンしか経験したことがないから」(36歳/学校・教育関連/その他)

・「嫌な出来事があって別れたので、全然気にならないです」(34歳/医療・福祉/専門職)

自分に好きな気持ちが残っていないなら、むしろ「別れてせいせいした」という安堵感のほうが強いかも……。

ただ「いつも相手を嫌いになって別れる」とか「未練を感じた経験がない」という人は、プライドの高さも関係していそう。

好きだった相手を嫌いになるのは「自分の思い通りにならないから」ってことでもあるからね。

いつも自分のほうから「別れたい!」と積極的に振ってきたとしたら、それは相手の気持ちを無視したものかもしれない……。別れたくないのに振られる側のキツさは相当なものだからね。

「お前なんか嫌いだ」って振る側は過去を振り返らずに済むかもしれないけど、振られた側は「あのときこうしていれば……」って自分を責め続けるんだよ。

過去の恋は忘れるようにしている

・「きれいすっきりして前向きに生きる」(39歳/通信/営業職)

・「終わったことは忘れるようにしているから」(30歳/運輸・倉庫/その他)

すぐに忘れられるかどうかは、付き合い方や別れ方にもよるだろうね。

交際歴が浅い相手なら、忘れるのにそれほど時間がかからないかもしれないけど、春夏秋冬を一緒に過ごしてイベントの思い出があるとか、週末は必ずデートしていたとかなら、フラッシュバックは半端ないよ。

また、別れる際に相手ときちんと向き合えたかどうかもあるよね。話し合ってお互いの幸せのために別れたほうがいいと納得して「別れ」を選択したなら、前を向かなきゃって思えるから。

恋に破れた女性たちを見てきた恋愛コラムニスト・神崎桃子としては、恋愛は「はじめ方」より「終わり方」のほうが重要だと思ってる。

心にモヤモヤを抱えたまま別れてしまったら、なかなか次の一歩を踏み出せないものよ。

恋の教訓:「彼と別れなきゃよかった」と悔やんでいるなら、後悔しない行動を!

もしも、あなたが「自分の気持ちをきちんと伝えておけばよかった」「やっぱり別れなきゃよかった」と思っているとしたら……

“いま、後悔しない行動”をとるべきだよ。

想いを巡らせているだけではなんの解決にもならない。自分の気持ちにケリをつけるためにも、彼と一度会ってみては?

だってさ、「あのときこうしていたら……」という後悔が“一時的な後悔”ならいいけど、“一生続く後悔”になるかもしれないんだから。

あなたに「やっぱり○○しておけば……」という後悔が少なくなるよう、心から祈っているよ!!

(文:神崎桃子、イラスト:タテノカズヒロ)

※マイナビウーマン調べ
調査日時:2019年5月10日~5月11日
調査人数:126人(22~39歳の働く男性)

※この記事は2019年06月05日に公開されたものです

神崎桃子(恋愛事情専門家・恋愛コラムニスト) (恋愛事情専門家・恋愛コラムニスト)

「恋が続かない」「出会いがあってもいい人止まり」「結婚にたどりつけない」「男(女)に逃げられてしまう」「復縁したい」「絶賛不倫中」「婚外恋愛したい」「結婚生活がうまくいかない」など、男女問わず"恋愛初心者から上級者まで"あらゆるカテゴリの恋愛にフォーカスできる恋愛専門家。

これまで大手ポータルサイトに数々の連載コラムを寄稿、自ら経験して得た"恋の教訓"を各メディアから幅広い年代の読者に伝授してきた。

男女の思考回路の違いや男心女心を追求した記事は定評があり男性読者も多い。

著書には「なぜ女はこんなことで怒るのか ~不機嫌な彼女をなだめる10の掟~」(impress QuickBooks)、「恋愛サファリパーク~必要なのは女子力よりサバイバル力!」(すばる舎)、などがある。

恋愛映画のコメンテーター、ライター養成、文章セミナー、恋愛セミナーの講師としても活動中。"草食男子仕置人"としてダメンズたちに積極的に関わり、恋愛アドバイス等も行っている。

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