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若い女性は男性より口臭がキツイ。口臭白書2019が発表

フォルサ

日本人の口臭の実態、各都道府県別の傾向などをまとめた『口臭白書2019』によると、口臭の問題で深刻なのは「男性より女性」ということがわかりました。

自分の口臭が気になった経験

『口臭白書2019』は、ブレス・ハザードプロジェクト、歯科医療総合商社のモリタ、生体ガス測定システムのタイヨウの3社が、「口臭ケア」啓発の一環として、全国47都道府県・4700人を対象とした口臭ケアに関する意識調査と、タイヨウの口臭測定器を用いた首都圏214人を対象とした実態調査を行い、日本人の口臭の実態などをまとめ、編さんしたものです。

意識調査によると、自分自身の口臭が気になった経験が「よくある」が17.9%、「時々ある」が56.7%にのぼっています。「1度はある」(16.0%)を合わせると90.6%が口臭が気になった経験があるようです。

口の中の悩みTOP5

口の中の悩みについて聞いたところ、女性は「歯の黄ばみ」を挙げる人が最も多く、半分にあたる44.9%にのぼりました。

他人の口臭が気になったシーン

他人と接する中で相手の口臭が気になるシーンについて聞いたところ、「仕事の打ち合わせをしているとき」69.6%がトップ。続いて「挨拶をするとき」46.0%、「飲み会のとき」41.7%です。

口臭を指摘できる相手についても聞いたところ、仕事関係の「同性の上司や先輩」は8.6%、「異性の上司や先輩」は6.1%、「同性の部下や後輩」は5.0%と低い数字で、仕事中大半の人は我慢しているようです。「誰にも指摘できない」も30.5%いました。

デートで相手の口臭が気になった経験

口臭が気になったシーンで、「デートをしているとき」は39.1%でした。男女別で見ると、男性32.5%に対し、女性は45.7%が気になると答えており、30代女性は50.6%で2人に1人がデートのときの相手の口臭でイヤな思いをしているという結果になりました。

口臭レベルの実態については、20~60代の男女214人を対象に、タイヨウの口臭測定器を使用して行われました。

測定器を使った測定レベル

口臭測定値(平均値)

全被験者の口臭測定値平均は32.2で、男性30.2、女性34.3。女性の方が測定値平均が高くなりました。また、周囲の人が気になる口臭レベルである「50以上」の割合は、全体の13.1%。男性(8.3%)に比べて女性(17.9%)のほうが2倍以上も多いという結果です。

年代別にみると、20~30代の「若年層」女性で「50以上」の割合は11.5%。40~60代の「中高齢層」女性よりも低いとは言え、20~30代の「若年層」男性や40~60代の「中高齢層」よりも高い割合です。

これを要注意ゾーン値「30~50未満」 でみると、20~30代の「若年層」の女性は最も高く、46.2%にのぼります(平均値は40.7%)。

口臭レベルは女性のほうが高いという結果に

最後に、キスの頻度と口臭測定値の関係を調べたところ、「週1回以上」キスをする人の口臭測定値「50以上」は8.5%、「週1回未満」の人は13.9%とキス頻度が低く、口臭がある相手とはキスをしないという結果になりました。

キスの頻度別口臭測定値「50以上」比率

(フォルサ)

※この記事は2019年05月31日に公開されたものです

フォルサ

ライティング、編集、DTPまで手がける制作グループです。
“フォルサ”はポルトガル語です。「がんばれ!」と応援する言葉ですが、サポートするという意味もあります。女性の為になる情報を間口を広く扱っていきます。

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