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意外とモテない? 「理系女子あるある」11選

新城日向子

理系学部出身の女性のことを指す「理系女子(=リケジョ)」。彼女たちは、一体どのような学生時代を過ごしたのでしょうか。この記事では、実際にリケジョである新城日向子さんに「理系女子あるある」を教えてもらいました。

新城日向子と申します。

大学では化学を専攻しており、一応リケジョ(理系女子)と呼ばれる学部出身です。

とはいっても、その期間は大学の4年間。卒業後はその経験をまったく活かしていないため、リケジョ成分はほとんどなくなっているかもしれません。

そんな私ですが、元リケジョということに埃ではなく誇りを持っております。ということで「リケジョ(理系女子)あるある」を語ってみようと思います。

<学生時代>

1年生の夏くらいまでモテる

基本的に理系の学部や学科は、男子が多く女子が少ない構造です。私がいた化学科は女子が多い学科であったものの、それでも女子の割合は10分の1。

要するに、ひとりの女子に対して10人の男子がいるわけであり、入学した直後は「これがモテ期なんだ」というくらいモテました。

しかし、残念ながら長くは続きません。

理由は3つ。

その1)彼氏ができればみんなに知れ渡るというのが定説

彼とうまくいっている場合は問題がないですが、別れるとその経緯を知っている男子はその女子を狙いにはいかないからです。

しかも理系男子は、女性に慣れていない人が多いこともあり、次から次と女性と付き合うという男子も少ないのです。

その2)リケジョには別の大学との合コン話がまったくこない

女子が少ないので、合コン対象になりません。なので、待っているだけでは別の大学の男子と知り合う機会が少ないのです。

その3)男女差がなくなる

まわりが男子ばかりのため、自分が女子であるということを忘れてしまいます。そのため、男子も女子と思わなくなることも。

ということで、彼をつくろうとするのであれば1年生の夏くらいまでが勝負です。

全体的にダサい

学校内では基本的に白衣なので、白衣の下に何を着ていてもみんな同じように見えます。

しかし、大学に通っていたときにはまったく感じませんでしたが、昔の写真などを見るとやはりダサい。

大学にはかわいい子もたくさんいたし、それなりにオシャレはしていたと思いますが、やはり女子が少ないこともあり、オシャレさを比較する対象が少なかったことが原因です。

私のオシャレとしての感覚は、基本的にノーマルな服装の中に一部個性を出したいと思っており、それは昔も今もあまり変わらないのですが、大学生時代はその個性の出し方が今と異なっていました。

昔の私を見て、あまりのダサさに悲しくなった。

洋服はごくごく普通なデニムスカートをはいていましたが、足首に腕時計をはめていたのです。

バンド部分が伸びるタイプ。

誰が見てもおかしいだろうと思うファッションでした。しかも、誰もそれを指摘しないところがリケジョなのです。

あと、モテたいという意識が薄れているため、学校内はもちろんのこと、学校の外でも白衣を着たままランチを食べにいくことは日常茶飯。

しかも、共通してその白衣はみんな薄汚れています。

基本的にドライ

学校の中では仲よしですが、学校の外ではそれほど一緒に遊んだりはしません。

また、同じ学部、学科で彼氏ができると、大抵男子が女子にゾッコンになるパターンが多いようです。

一方で女子はドライ。

女性免疫が少ないこともあるのか、とにかく彼女と一緒にいたい病を発症するらしいです。

授業は真面目に出席する

必修科目が多く、前期後期で科目が分かれていたりするので、出席しないと単位がとれません。

また、女子が少ないのでサボると目立つため、真面目に出席します。

塩酸や硫酸が手や洋服についたくらいでは気にしない

塩酸や硫酸は危険な薬品ではあるものの、それ以上に危険な薬品を使うこともあるため、だんだんと麻痺していきます。

実験中に薬品が洋服についたりすることもあり、袖に穴が空くことも日常茶飯事。

ビーカーでお湯をわかして飲むことを気にしない

さすがにビーカーをカップ代わりにはしていませんでしたが、コーヒーを飲むためのお湯はビーカーを用いてガスバーナーで沸かすというのが当たり前でした。

自分の飲む分だけ沸かすことができるし、量も目で確かめることができるので、とても便利。

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