「話が続かない」理由と対策。元ホステスが回答
くる、次きっと私にパスがくる、準備はできている、さー今だ、私の渾身のネタを……!
……あ、あれ? やだ今空気止まった? もしかしてスベった……? ……やだやだ恥ずかしい死にたい今すぐ帰りたいしーんとならないでーー!
そんな迷える「話続かない系女子」のみなさま。
話が続かないホラーが脳裏を駆け巡りすぎちゃうあまり、会話に消極的になるなんて、もったいなさすぎます。
咲いてこそ花。
さえずっててこそ、女です!
今回は、元ホステスの私が、そんなみなさまの話が続かない原因を突き止め、打開策を紹介したいと思います。
合コンや飲み会の場で話が続かないのはなぜ?
話が続かない女性に共通する特徴とその原因をまとめました。
知らず知らずのうちにあなたも当てはまっているかもしれません……!
話が続かない人の特徴
初手で否定しちゃう人
「~だよね?」って言われたときに間髪入れず
「いや、私は~だと思う」
って空気を氷点下まで一気に凍らせる子、たまにいます。
いやそれ今あえて言わなくていいやつ!!
と、その場にいる全員が心の中で絶叫する感じのアレです。
そもそも女性とか、対男性とどうこうというよりも、人として問題あるタイプです。
話が続くワケないんですよ、だって自らぶった切りに行ってるワケですから(笑)。
女子同士しかわからなさそうなネタばかり話す
あ、ないわーこの合コンないわーって思ったときにすかさず繰り出す技といえば、なーんだ? と聞けば、
「あーアレねーわかるわかる」
と深めに頷いていただけるマイナビウーマン読者の方も多いかと思います(笑)。
コレは男性に「こいつら全然おもしろくないな」と思わせて、1次会で解散していただく、負けるが勝ち的なテクニックの一種であって、ナチュラルに振り回していいモノではありません。
素で
「〇〇の2019ssでたよー! 今季すごいイイ感じ!」
とか
「ブルべの私大興奮のアイシャドウがなんと春に出たんだけど!」
などは、私たちにとっては心躍るお話ですが、男性にとって意味不明ワードのラッシュです。
レンジローバーはBMW製4.4リットルV8エンジンを積んでたときのほうが今のジャガー製エンジンよりもオレは好きだね! 静音性は向上したけどやっぱり車たるもの走行性がなんちゃらかんちゃら……
と、男性に鼻息荒く説明されても全然ときめかないのと、一緒です。
秒では冷めませんが、1次会の前菜がくる時点であくびを噛み殺しているはず。
ここらへんの血沸き肉躍る系おしゃべりは、合コンではなく後日気の置けない女友だちと何時間でも語り合いましょう。
絶対そっちのほうが楽しいから。
リアクションが薄すぎる人
基本的に合コンは男性がホスト役を務めるモノだと私は思っています。とはいえ、女性が怠けていいわけじゃない。
目を伏せちゃって、表情が全然わからなかったり、あからさまに興味なさそうな顔で話も聞かずに肉をがっついていたり……。
……うん、いけません(笑)。
やっぱり、おんぶにだっこではいけないのです。
女子側も、盛り上げる気持ち、半錠程度のやさしさでいいのでほしいところです。
話が続かない、盛り上がらない原因
やさしくない
相手を慮れない、といいましょうか。
先の「初手で否定」や「女子しかわからないネタを話す」も、相手のことを考えられないから出てきてしまう言動です。
相手から発せられるすべてのサインを見逃すな! なんてのは仕事でキャバ嬢でもやってなきゃムリです。おちんぎん貰わないとやってられません(笑)。
でも、逆に何も気遣いできないのもどうなのかなあ、と、思ったりするワケです。
気負いすぎ
緊張して無口になったり、逆に必要以上にがんばっちゃうタイプがこちら。
無意識のうちに「自分をよく見せよう」と気負う方も多く、普段しない言動がさらに不自然さを助長させてしまうという悲劇も、生まれます。
テキトーにこなすのが苦手な真面目さんや、合コン慣れしていなくて場の空気に圧倒される良家の子女など、合コン以外で激モテなハズなのに、なぜか出会いが合コンしかないと思いこんでいる方も多い印象です。
ちやほやされたい
まわりを見て、場を読んで……。
やだ、そんなことしない!
私「が」いい思いしたいの! 気分よく帰りたいの! みんな私の前に跪きなさい!
……的な、姫気質の方に多いのが、こちらの症状です。
わかりますけどね。
ちやほされ放題の合コンって、忘れられなくなるくらい甘美ですから(笑)。
でもってそんな合コンは、自分が橋本環奈級の顔面を保持していないかぎり、ほぼあり得ません。
自らパイを狭める行為は、合コン戦士として愚の骨頂です。
驕るな
男性が話しかけてくれるのが当然で、もちろん笑える話もしてくれて、オチもちゃんとあって、サラダも取り分けしてくれて、飲み物もこまめに「次なに飲む?」って聞いてくれる。
私はただそこにいればいいの。
だって、それが合コンというモノだから。
なんて光景、10年前はよくあったかもしれませんが、今は時代がちがいます。
奢られても驕るな、です。
女子も会話を盛り上げる努力を怠ってはいけません。