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スムーズに定時退社したい #お仕事ハック

ヨダエリ(コラムニスト)

仕事で大成功を成し遂げたいとか、そんな大それた野望はないけど、なんとなくうまくやりたい。いつもの働き方を小さくアップデートする「お仕事ハック」を紹介します。今回は「スムーズに定時退社したい」という女性のお悩みに、コラムニストのヨダエリさんがアドバイス。

スムーズに定時退社したい

大切な予定や用事があり、どうしても定時で帰りたいときがあります。上司に今日だけは面倒な仕事を頼まれたくない! というとき、スムーズに退社するコツを教えてください。

スムーズに定時退社する方法

なんとしてでも定時に帰りたい日がある。わかります。チケット購入済みのライブ、自分が幹事の飲み会、この日を逃したらいつ会えるかわからない超多忙かつ気まぐれな彼とのデート……(回想)。

今日だけは定時で! と念じている日に限って、上司からの「これ、明日の朝までにお願い」。ワナワナ震えながら自分でも驚くほどの超高速で仕事を終え、己の潜在能力を知る……なんてこともあるかもしれませんが、できれば何事もなく平和に退社したいですよね。

まず大切なのは、定時退社したい日があらかじめ決まっているなら、当日ではなく数日前に上司に伝えておくこと。そして、その日までにやるべきことは「ちゃんと終わらせますので!」と宣言し、早めに作業を進めておくことです。

これなら当日に上司から急ぎの仕事を振られることは避けられます。万が一上司以外に助けを求められても、早めに仕事を進めておけば、ヘルプをした上で定時退社できる可能性もあります。

もちろん、自分の仕事で手一杯のときは「ごめんなさい、今日は無理なんです」と断ってヨシ! いつでもなんでも引き受ける人だと思われないことも大事です。

家庭の事情など、突発的理由から急に定時退社したい状況になることもありますよね。そんなときは正直に事情を伝えていいと思います。適当に濁したり嘘をついたりすると、「あれって?」「なんなんだろね」と、のちのちまわりから疑惑の目で見られかねません。

日ごろから、お互いさまの精神でまわりの人とカバーし合うことも大事。たとえば、同僚が定時で帰りたい日に急な仕事を頼まれて困っていたら、自分が代打する。逆の立場のときには助けてもらいやすくなります。

いっそ、その日はお休みにするのもアリです。私の友人は「仕事後に慌てて会場に駆けつけても気持ちが切り替えられず存分に楽しめない」と、平日にライブに行くときは必ず有給休暇を取っています。職場によっては難しいかもしれませんが、当日、気もそぞろで仕事に集中できずミスを連発するよりは断然いいと思います。

日ごろから真面目に仕事をする。助け合いを忘れない。そうすれば、いざというとき、物理的にも精神的にも定時退社しやすくなりますよ!

POINT.

・上司への連絡は当日ではなく前もって
・仕事は早め早めに進めておこう
・お互いさまの精神で日ごろから助け合おう
・いっそ有給休暇を取るのも一案(一日でも半日でも)

(文:ヨダエリ、イラスト:黒猫まな子)

※この記事は2019年03月05日に公開されたものです

ヨダエリ(コラムニスト) (コラムニスト)

コラムニスト/恋愛アナリスト。慶應義塾大学文学部卒業後、PR会社勤務を経てフリーに。思春期はドイツ在住。メトロセクシャルについて分析したコラムが『AERA』『anan』など多数の媒体で話題になると同時に、携帯サイトで連載していた恋愛相談コラムが口コミで人気に。現在は新聞・雑誌・ウェブでライフスタイルやトレンド、男女の心理にまつわる記事を執筆するかたわら、エキサイトお悩み相談室で電話相談も実施。著書に「その恋、今のままではもったいない!」(情報センター出版局)「今度こそ『信じられる人』と恋愛する本」(すばる舎)など。

●ブログ「cafe dayorin」
https://ameblo.jp/dayorin/

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