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ふたりだけの結婚式を挙げたい! メリットとデメリットとは

岡村奈奈(フリーランス・ウェディングプランナー)

ふたりだけの結婚式のメリット・デメリット

続いて、ふたりだけの結婚式のメリットとデメリットを紹介します。

ふたりだけの結婚式のメリット

日取りが決めやすい

招待客が多ければ多いほど、気を使うべき項目が増えるわけですが、時期や曜日など集まりやすい日程を調整するのは大変なことです。特に、ふたりの誕生日や記念日など希望する日にちがある場合、ふたりだけなら平日でもオフシーズンでも合わせやすいです。いい写真が撮りたいのであれば、混んでいて写真が撮りにくい日を避けたり、気候のいい時期に調整するなど、ふたりだけなら自由に選ぶことができます。

 

まわりの目が気にならない

恥ずかしがり屋や緊張してしまうタイプのふたりなら、周囲の目を気にすることなくリラックスして臨めることもふたりだけの結婚式ならでは。普段の周囲からのイメージに合わせて演じたり、 照れたりすることもなく、素直な言葉で誓い合い、笑い合うことができるなら、それだけでも十分なメリットと言えるはずです。

目的や希望を最優先にできる

日取りや場所選びなど、すべて自分たち優先のスタイルを選択することが可能なのが、2人だけの結婚式。誰かのせいにすることなく、2人がしっかりと向き合い自分たちの結婚の第一歩目を決めることができます。写真が撮りやすい早朝や山の上の神社、飛行機を乗り継いで行く海外など、ふたりの希望を最優先しても、周囲は理解して祝福してくれるはずです。

ふたりだけの結婚式のデメリット

思い出が共有できない

一般的な結婚式の価値は「思い出の共有」と言われています。「あのときこうだったね」という共通の思い出は、長く会話に登場するもの。ふたりの大切な思い出が家族や友だちにとっても同じように大事な思い出になることが期待できないのはもったいないかもしれません。フォーマルウェアを着た親の緊張した姿や友だちが勢ぞろいした笑顔の風景が見られないことに悔いがないか、よく考えておきましょう。

周囲が残念がるかもしれない

ふたりが希望する場所で好きなように結婚式をすることをきっと周囲は賛同してくれると思いますが、もしかしたら、立ち会うことができないこと、招待してもらえないことを寂しく思っているかもしれません。「気を使わせたくない」とお互いが遠慮していただけで、本当は立ち会ってほしい、立ち会いたいと思っていたというケースもあるので、勇気をもって本音で話してみるのも大事なことです。

新しい発見を逃すかもしれない

挙式披露宴の中では必ずと言っていいほど、新しい発見があるものです。「まさかあの人が泣くなんて!」「お父さんがあんな顔して笑うなんて!」「彼があんなに緊張するなんて!」と驚いたり感動したり、多くの人の前で結婚式をしなければわからなかったことや交わせなかった言葉があるとしたら、その機会を逃してしまうのはもったいないかもしれません。

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