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どうして? 仕事で納得いかないときの対処法

真貝まどか

仕事を円滑に進めるためにはどうすればいいのか

仕事はひとりで進められるものもあると思いますが、クライアントや一緒にタッグを組む同僚など、やはりある程度は人を介しての作業が必要になってきます。そうなると、「あれ?」と思ってしまうハプニングは多かれ少なかれ発生しますよね。そんなときの対処法についても聞いてみました。

納得いかないときはどうしている?

がまんする

・「これは仕事だから仕方ないと、自分の気持ちを抑え込んだ」(27歳/その他/その他)

・「納得がいかなくても、仕事上、上司の言うことを尊重しなければならずがまんした」(29歳/金融・証券/販売職・サービス系)

然るべき人に相談する

・「上司にしっかり不満をぶつけるか、人事や総務など取りまとめの部署へ相談する」(24歳/電機/秘書・アシスタント職)

・「上司や先輩に相談して打開策を考えた。友だちに相談して気持ちの整理をした」(28歳/団体・公益法人・官公庁/専門職)

とりあえず意見は言う

・「自分の意見を伝え、上司の意見もしっかり聞く。上司の意見がまちがっていない限りは折れる」(27歳/団体・公益法人・官公庁/事務系専門職)

・「すべての仕事をこなしてから、『次回からはこのようにしていただくといいと思います』と、仕事の内容を事細かに書いてメールで送りつけた」(26歳/その他/その他)

結果を見ると、あきらめたりがまんしたりするパターンが半分。そして、相談したり意見を言ったりするパターンが半分。納得できないことに対してはっきりと伝えるという声が半数あった理由は、がまんすることで、自分に非があることを認めてしまう……といった理由もあるようです。そのほか、「それも仕事のうち」と自分に言い聞かせる人や、プライベートを充実させてストレスを発散するという人もいました。では、納得できないことが起こってしまう前に、それを防ぐための策はあるのでしょうか?

納得いかない! となる前の予防策はある?

自分の立場を確立しておく

・「自分が思っている考えをはっきりと言うこと」(28歳/不動産/秘書・アシスタント職)

・「不満は早めに吐いて、追い込まれないようにする。メールで証拠が残るようにする」(34歳/その他/事務系専門職)

全力で仕事に取り組む

・「全力投球と確認を徹底しています」(33歳/金融・証券/事務系専門職)

・「なるようになると思って、全力でできることをする」(31歳/医療・福祉/専門職)

自分本位にならない

・「相手の考えも尊重する。自分の考えだけを突き通さないようにしている」(23歳/その他/事務系専門職)

・「その人が言ったことにも理由があると考え、なぜそんな風に言ったのかということを考えたり、聞いたりする」(26歳/学校・教育関連/専門職)

もうなるようにしかならない……という悲観的な意見も見受けられましたが、それでもいろいろな方法が挙がりました。まずは、仕事に隙を作らないように、全力で取り組むこと。そして、責任を押し付けられないように、先に自分の意見があれば伝えておくこと。あとは納得する・しない以前の心構えとして、「相手にも立場や思いがある」ということを念頭に置くこと。「もし自分が相手だったら、どんなことを考えるだろう?」と察することで、すべてではないかもしれませんが回避できることもあるはずです。

次ページ:事前にガードを固めて、気楽に構えるべし

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