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婚活で重要! 「自己PR」の書き方徹底解説

衣斐まどか

おぜきめぐみ

自己PRの書き方のポイント

続いては、自己PRの書き方や書くポイントを教えてもらいました。

文字数はどのくらいがベスト?

自己PRはとても大切なものである反面、あれもこれもと長々と書いてしまうと、自己主張や相手への要求思考が強いという印象を与えてしまいます。相手も多くの自己PRを見ているということを考えると、ストレスなく読むことができる文字数は、せいぜい150~200文字程度。なぜならば、居住地、学歴、年齢、職種や身長・体重といった基本情報を見ながら自己PRを読むという流れとなるからです。文章力が優れている、特筆することがあるなどの場合には、多い文字数でも問題ない場合もありますが、通常はせいぜい200文字以内にまとめるのが無難です。要するに、自己PRで自分の性格や結婚観の詳細を具体的に伝えるというより、それらの「イメージをわかりやすく伝える」というレベルの方が、「お会いして直接話してみたい」という気持ちにつながる可能性が高いと言えます。

どんなことを書けばいいの?

自己PRとして書くべきこととしては、大きく2つあります。ひとつは、自分の生活スタイル、趣味など。これらを記入することで、自分の性格、人柄について相手に伝えます。もうひとつは、どんな結婚を希望しているかについて。婚活する上で「異性があなたの何について知りたいのか」を考えると、この2つは必ず記載すべきことであることは理解いただけると思います。時々、今の自分自身が没頭している趣味についてや、希望する結婚生活のことのどちらかが大部分を占めてしまっているものを見かけます。これだと異性が知りたい情報を伝えることができないだけでなく、「自己主張が強い人」と相手には伝わってしまう場合がありますので注意が必要です。

性格については?

第三者目線の言葉を使う

自分の性格を「私は正直です」「私は真面目です」という風に、自分をよく書くのは少し書きづらいかもしれません。そういう場合は「周囲からはよく〇〇と言われます」「昔からよく〇〇と言われます」など、第三者の言葉として表現する事で、違和感なく表現する事ができますよ。

ポジティブ表現で

大切なのは決してネガティブなワードや表現にしないこと。たとえば「大ざっぱな性格です」という表現と、「おおらかな性格です」では、受ける印象もまったくちがってきますよね。「細かい性格」「神経質な性格」などと言うよりは、「ひとつひとつていねいに進めるタイプ」と書くことで印象が大きくちがってきます。性格についてはこの“ポジティブ表現”を上手に使って、自分をアピールするように心がけてください。

趣味については料理が正解?

自分が実際に興味のあることを書こう

家庭的な好印象を与えたいと、趣味を「料理」と記載する方もいらっしゃいますが、旅行や音楽鑑賞、スポーツなど、自分が実際にやっていることや興味あることを記載するほうがベターだと思います。婚活は実際にお会いして話をしてからがある意味で勝負。実際にお会いした時により会話が弾むためには、趣味に限らず現実にそった内容でないと、結局は会話が盛り上がらず、場合によっては行き詰ってしまいますよね。

特異な趣味の記載は要注意

また、特異な趣味を記載するという場合も注意が必要。その趣味に興味がある人以外からすると、少し距離感を感じてしまうことがあるためです。その場合は、旅行や読書、グルメなどをいくつか記載した上で、「○○という趣味もあります」という表現をするといいでしょう。一般的にお金がかかりそうな趣味や危険を伴う趣味は、あえて記載する必要がない場合もあります。実際に会って話をする方が正確に伝わる場合もありますので、ケースバイケースで対応しましょう。

書いちゃダメなことと失敗しがちなこと

「結婚とはこうあるべき」といった価値観を強要するようなコメントや、「裕福な環境で育ったので、結婚しても同じような生活を……」といった、経済的なことを重視していると取られるような内容は記載すべきではありません。読んだ相手からすれば、実現可能であったとしても、高すぎる理想や大きな夢を言われても違和感を覚えてしまうもの。自己PRは自分だけでなく、相手も共有・共感できる「等身大の理想や夢」の範囲を超えないレベルで記載することが成功のポイントです。

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