転職を考えている女性に! 将来性のある仕事5つ
将来性のある仕事を見極めるには?
転職を考える場合一番大切になるのは、自分がやりたいことや求めるものを明確にし、それが満たされるような仕事をすることです。自己理解の手順や仕事理解を踏むことなく、将来性があるというだけで仕事を選ぶことだけはオススメしません。それは、いくら仕事に将来性があっても、本人の将来が満足できるものではなくなる場合があるからです。この点を踏まえた上で、解説していきます。
将来性のある5つの仕事
今回は、具体的な職業を挙げると選択が決め打ちになってしまい、結果的に自分の望むキャリアが得られなかったということも考えられるため、職種や業界といった大きな枠で解説します。
1.介護など高齢者を対象とした職業
まずは高齢者向けの職業が挙げられます。少子高齢化は進行しており、超高齢社会の到来もまもなくです。なので、介護をはじめ代行業務、資産運用管理のアドバイスなどを含め、高齢者の視点でサポートできる人がこれからもますます求められるでしょう。また、介護ロボットなどによって介護自体が楽になったとしても、すべてのケアを任せられるわけではないので、まだまだ大きな需要があると思われます。
2.インバウンド需要を狙った職業
簡単に言えば、観光などに携わる職業です。2018年4月の時点で前年比12.5%を超える外国人観光客の訪日に成功するなど、インバウンド需要が高まっています。具体的な仕事で言えば、通訳やコーディネーター、ツアーの企画検討、ホテルの仕事など幅広い職種が挙げられます。外国人観光客が増え続けている状況なので、それに関連したビジネスは伸びていくと考えられます。
3.営業
営業はこれからもなくならない仕事だと考えられます。絶対になくならないという意味で将来がある仕事です。みなさんは、この店のこの人の対応がよかったからまた買いに行こうとか、この人の人柄がいいからまた頼もうと思ったことはありませんか? 人は人に会いに行きますし、人によってつながるという面が強くあるので、営業という職業はなくならないでしょう。
4.保育系の仕事
人と関わる仕事のなかでも、保育系の仕事は自分で開業ができます。保育園に預けたいというよりは、安心できるところに預けたいという需要はありますし、保育園の保育方針と自分の想いが一致しているとは限りません。自分の思いを実現し理想の保育を実施できることから、保育ママやベビーシッターのような仕事を自宅で始めるということも選択肢としては考えられます。
5.カウンセラー系
典型的な対人支援職です。一人ひとり悩みがちがうように、カウンセラー一人ひとりのスタンスや人間性もちがいます。確かに資格がありすぎることや開業に条件がない場合も多く、過剰な増加から共倒れといった状況も考えられますが、業界としては今後も発展を続けていくと考えています。
身につけておくべきスキルとは
人と関わる職業が伸びると考えられるため、身につけるべきスキルとしてはヒューマンスキルであると考えられます。確かに介護士や弁護士といった資格も重要ですが、現場に出たときに人との接し方がわからなければ元も子もありません。したがって今から身につけておくべきスキルとして、ヒューマンスキルをオススメします。
資格はその業界で働かない限り不要なものとなりますが、ヒューマンスキルはどの業界へ行くことになっても決してムダにはなりません。ヒューマンスキルのなかでも対人で使える3つのスキルを紹介します。
1.傾聴力
傾聴とは話を聞くことです。話を聞く力が上がることで相互理解が深まり、認識のずれが小さくなっていきます。さらに、よく話を聞いてくれる人には信頼感が増しますから、まずは聞く力をつけることが大事です。プレゼンテーションなどの話す力も重要ですが、プレゼンテーションは相手があってのもの。自分の主張をただ伝えるだけではなく、相手の要望をしっかり聞いた上でそれを満たす提案ができてはじめて、プレゼンテーションは成功するのです。
2.承認力
承認とは、相手の発言を受け入れると同時に、その経験を認めることです。特に、その人のやったことを承認するよりも、その人そのものを承認するほうがよりよい関係を築くことができます。たとえば、「私は遅刻をしたことがない」という人に対して、「遅刻したことがないというのはすごいことです」と承認するよりも、「時間を大切にされてる人柄で、チームのことも考えられているようにお見受けします」と承認したほうが、承認の効果が高くなります。
3.ファシリテーション力
ファシリテーションとは、発言をうながしたりまとめたりする役のことです。ひとりで改善や発想を出そうとしても行き詰まりを感じる場合でも、複数人で考えれば打開策や新しい発想が浮かぶ場合も多いと考えます。ひとりで考えるより10人で考えるほうが当然アイデアの数は増えていきますし、そのアイデアを踏まえたり広げたりする場合も、ひとりより圧倒的に効率が上がります。また、それぞれにチームに参加している意識が生まれることで、チーム力を増すことにも検討します。