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異動が決まった! 挨拶メールの基本と例文

松本繁美(マナーアドバイザー)

篠崎夏美

異動が決まってバタバタする中でも、お世話になった人たちへの挨拶は大事。マナーアドバイザーの松本繁美さんに、異動挨拶メールを送る際の注意点や、例文をレクチャーしてもらいましょう。

異動が決まると、引き継ぎや新しい部署での仕事準備など大忙し。しかし、そんな中でもお世話になった人たちにきちんと挨拶はしたいもの。

今回はマナーアドバイザーの松本繁美さんに、異動挨拶メールを送る際の注意点や、例文を教えてもらいました。

挨拶はメールでOK?

異動の挨拶は直接伝えるべき?

直接挨拶すべき相手は?

人事異動とは非情なもので、内示が出てからほんの数日で次の部署や遠くの場所へ移動しなくてはなりません。いつにも増して忙しいのは言うまでもありませんね。

そんな中で直接挨拶すべき相手で優先順位が高いのは、お得意様や取引先。引き継ぎも当然必要ですから、引き継ぐ人と同行して挨拶できればベストです。

また、社内の同じ部署の仲間に対してはカジュアルな挨拶でも良いでしょう。ただし、異動最終日にはきちんとした挨拶をしてその部署を去りたいもの。他部署の人に対しても、特にお世話になった方などには直接挨拶をするのが礼儀です。

メールの挨拶でよい場面は?

異動前は多忙なため、全員に直接挨拶するのは実際には難しいかもしれません。そんな時にはメールで挨拶しましょう。

公に知らせてよいと許可を取ったらすぐにメールを送ります。「異動になったらしい……」などと噂になる前に、本人から知らせたほうが印象はいいはず。メールは本来なら個々に送信したいところですが、人数などの理由でCCやBCCで送るのを余儀なくされることもあります。

お世話になった取引先には謝辞と書状を

そのような場合には「一斉配信で送付いたしますことをお許しください」などひと言添えるのがよいでしょう。仕事上でお世話になった社外の相手へお礼をしたい場合は、メールだけでなく謝辞と次の配属先を表記した書状を郵送します。

次ページ:異動の挨拶メールを送るタイミングは?

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