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【弁護士が解説】女性がする初めての一人暮らしで気をつけること

刈谷龍太(弁護士)

弁護士に聞いた! 一人暮らし女性に気をつけてほしいこと

一人暮らし女性に気をつけてほしいことについて、グラディアトル法律事務所の刈谷龍太弁護士に聞いてみました。

一人暮らし女性が遭いやすい危険性とは

・ストーカー被害

元交際相手や職場の人間、ときによっては近所のコンビニ・飲食店等の店員がストーカーとなり、被害を受けるケースもあります。一人暮らしの場合、ほかに誰も同居していないことをいいことに、ストーカー行為をされやすかったり、エスカレートしたりする傾向があるように思います。

・玄関先トラブル(強盗、性犯罪、押し売りなど)

女性が一人暮らしをしている部屋であると目星をつけ、配達員などを装い、玄関のドアから押し入るケースもあります。同様に、女性ひとりであるがゆえ強く拒絶できないところにつけこみ、なかば恐喝まがいの押し売り被害に遭ったケースも。

・盗撮、盗聴

以前の借主を狙って、元交際相手などが設置した盗撮・盗聴器が残ったままになっていて、そのまま盗撮・盗聴が行われている可能性もあります。なかには、引っ越し業者や電化製品の設置業者が、女性の一人暮らしであると知ったうえで、作業のふりをして設置することもあるようです。

・名前、住所等個人情報の流出、誹謗中傷

家の中で撮った写真をSNSに投稿したところ、写真の位置情報設定をオフにしていなかったことから、掲示板サイトなどに投稿した写真とともに住所が晒されたり、誹謗中傷を受けたりするケースがあります。たとえ位置情報設定をオフにしていたとしても、写真に写りこんでいる情報やその他SNSで公開している情報などから調べ上げ、ある程度の居住地域まで特定されるケースもあります。

一人暮らし女性がするべき防犯対策

・ストーカーに対する防犯対策

元交際相手がストーカーになるかもしれないと思う場合には、費用は掛かりますが鍵の交換をおすすめします。また職場の人間には安易に住所を教えないほうが得策です。たとえばタクシーで送ってもらうような場合だとしても、最寄り駅付近までにしておくべきでしょう。さらに近所のコンビニ・飲食店などの店員に対しては、買い物の際にはあえて箸を2膳入れてもらったり、誰かと住んでいる素振りをしたりするなど、一人暮らししていることを悟られないようにすべきといえます。

・玄関先トラブル(強盗、性犯罪、押し売り等)に対する防犯対策

インターホンを鳴らした配達員などに不安を感じる場合には、身分証の提示をモニターや覗き窓越しに求めてください。また扉を開ける際も、安全が確認できるまで上部についているドアガードはかけたままでいるべきといえます。もし配達ボックスがあるなら、在宅中であっても不在を装い、そこに入れてもらうこともひとつの防犯対策となるでしょう。

・盗撮、盗聴に対する防犯対策

盗撮・盗聴されている疑いを感じる場合、発見器を購入して調べてみるべきでしょう。場合によっては、専門業者に依頼を検討することも考えるべきといえます。

・名前、住所等個人情報の流出、誹謗中傷に対する防犯対策

写真の位置情報設定をオフにすることはもちろんのこと、居住地域や普段の行動範囲が判明するような写真については、SNSに投稿すべきではないでしょう。そもそもSNSへの個人情報記載は最低限で行い、公開範囲も友だちなど限定しておくべきといえます。

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