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【弁護士が解説】女性がする初めての一人暮らしで気をつけること

刈谷龍太(弁護士)

三浦一紀

一人暮らしを楽しむコツ

一人暮らしは、自分で家事などを全部やらなければなりません。最初は楽しいかもしれませんが、どんどん面倒になることも。一人暮らしを楽しむには、家事を楽にこなすことが重要。先輩たちは、どうやって家事をしているのでしょうか?

一人暮らしの生活の知恵

がんばりすぎない

・「掃除はほこりがたまったら、洗濯物はたまってから、料理は作りおき」(34歳/小売店/その他)
一人暮らしでは、毎日掃除や洗濯をする必要はありません。ひとり分の洗濯は量も少々。3日に一度や1週間に一度というように、サイクルを決めてやったほうが効率的です。掃除や料理もできるときにやって、忙しいときはあと回しに。そういう気持ちでいれば、楽になりますね。

バスタオルは使わない

・「入浴後はバスタオルじゃなくてフェイスタオルにすると、洗濯物もかさばらないしすぐ乾く」(27歳/医療・福祉/専門職)
実はこれ、筆者も実践しています。お風呂上がりはバスタオルというイメージですが、フェイスタオルでも事足ります。髪の毛が長い女性の場合、フェイスタオルを2枚使えば問題ないでしょう。洗濯がとても楽になりますよ。

上手に冷凍保存

・「お米は一度にたくさん炊いて、ラップに包んで冷凍する」(28歳/人材派遣・人材紹介/事務系専門職)
これは基本中の基本かもしれません。炊飯器で長時間保温すると、どうしても臭みが出たりしますし、電気代もかさみます。ご飯は炊いたら冷凍する。それが一人暮らしの基本です。

必要と感じてから買う

・「引っ越しをしてからものを揃えていくのがいいと思う。結局使わないものがわりと多かったり、100円ショップにあったりするので」(29歳/学校・教育関連/販売職・サービス系)
たしかに、必要かなと思い買ったものでも、全然使わないものとかありますよね。大きな掃除機を用意しても、クイックルワイパーやハンディタイプの掃除機で十分なことも。必要なものを徐々に揃えていくというのは、賢いかもしれません。

女性の一人暮らしに役立つ防犯対策は?

女性の一人暮らしで気になるのが、防犯対策です。こればかりは、いくら気をつけても足りないほどではないでしょうか。一人暮らしの女性は、どんな防犯対策をしているのでしょうか。

外のひとり歩き中も気をつける

・「イヤホンしたり、スマホを見て歩いたりしないこと」(25歳/建設・土木/秘書・アシスタント職)
これは、道中で誰かにあとをつけられたりする可能性があるからですね。周囲もきちんと確認しながら、歩いたほうが安全です。

男性が一緒に住んでいることを装う

・「外に男性用の傘を置き、ベランダに男服を干す」(31歳/その他/営業職)

女性だけではなく、男性もいるように見せるというのはよくある防犯方法です。また、玄関に靴を何足も置き、一人暮らしではないと思わせる方法もあります。

守ってくれる人を作る

・「彼氏をつくる……」(33歳/小売店/営業職)
彼氏がいれば、家に頻繁にきてもらうことによって防犯になります。さらに夜が遅くなったら送り迎えしてもらえるなど、とても安心ですね。

鈴をつけてみる

・「玄関のドアノブの内側に鈴をつける。不審者は聞き慣れない音がすると、逃げる傾向があるため、部屋に入ろうとしたときに鈴の音がすると十中八九逃げてくれるため」(26歳/金融・証券/事務系専門職)

ドアを開けたときに、意外な音がするとびっくりしますよね。これはなかなかいいアイデアかもしれません。

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