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好きな男性に夢中になりすぎてない? 恋愛依存症チェックリスト

小日向るり子

篠崎夏美

恋愛依存症になっていない?

ここでは小日向さん監修の診断項目から、「恋愛依存症度」をチェックしていきます。10個の診断項目の中で、自分に当てはまるものがあるか確かめてみてください。

恋愛依存症のチェックリスト

1.人間関係をいきなり絶たれてしまったことが2回以上ある
2.人生は安定よりもドキドキ・ワクワクしたほうが楽しいと思っている
3.「この人なしでは生きていけない」と思った恋愛がある
4.「私だけが彼の理解者である」と思った恋愛がある
5.恋愛相手の都合を優先させて友人や家族などとの先約を破ったことがある
6.お酒、摂食(過食、拒食、過食嘔吐)、薬、タバコ、占い、買い物、ギャンブルのうち、依存していたもの、もしくは現在依存しているものが2つ以上ある
7.付き合うとすぐに体の関係を持ってしまう
8.喧嘩→セックス→仲直り、というサイクルを繰り返す恋愛が多い
9.友人や家族から反対されるような恋愛ばかりしてしまう
10.自分に自信がない

7個以上当てはまると要注意

上記の項目で、7個以上「自分に当てはまる」と感じた人は恋愛依存症の傾向があります。基本的に自分に自信がない人は、恋愛だけでなくさまざまなタイプの依存症になりやすいと言えます。自分だけでは生きていることに肯定的な感情を持てないため、対象に依存することによって、自分が生きていることを肯定するのです。この状態がさらに進むと、対象に依存しなければ、自分の存在意義そのものも確認できない状態になってしまいます。

依存の中でも、特に恋愛に依存するタイプの人は、幼少期や成育歴の中で寂しさを抱えて大人になった方が多い傾向にあります。過去の寂しさを埋めるために、恋愛対象に「過度な」愛情を望むようになります。

逆に愛情を注ぐタイプの人でも根本は同じで、自分が相手に尽くすことによって相手に感謝してもらい、その対価として愛情がほしいのです。つまり、恋愛依存症の正体は、現在の恋愛対象への執着に加えて過去に満たされなかった愛情までも、今の相手によって埋めようとする行為なのです。

次ページ:恋愛依存症から卒業する方法

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