お使いのOS・ブラウザでは、本サイトを適切に閲覧できない可能性があります。最新のブラウザをご利用ください。

好きじゃない人からの好意を持たれると「気持ち悪い」と思ってしまう心理と克服法

ゆうきゆう

好きじゃない人から好意を持たれると「気持ち悪い」と思ってしまって恋愛がまともにできない。そんな風にあなたは悩んでいませんか? 今回は好きじゃない異性から好意を向けられると「気持ち悪い」と思ってしまう心理やそうした状態から抜け出す克服法について、ゆうメンタルクリニック総院長・ゆうきゆう先生の解説を元に紹介します。

男性から好意を持たれると「気持ち悪い」と思ってしまって恋愛がまともにできない……そんな風にあなたは悩んでいませんか?

どうして好意を持ってもらうことを「気持ち悪い」と感じてしまうのでしょう。

今回は、異性から好意を向けられると「気持ち悪い」と思ってしまう心理やそうした状態から抜け出す克服法について、ゆうメンタルクリニック総院長・ゆうきゆう先生の解説を元に紹介します。

好きじゃない人からの好意を「気持ち悪い」と感じる女性の割合

そもそも、男性から好意を持たれて「気持ち悪い」と思ったことのある女性はどれくらいいるのでしょうか? 一般女性にアンケートを実施し、調べてみました。

”好きじゃない人からの好意”に対しては約7割が「気持ち悪い」

Q.好きじゃない人から好意を持たれて「気持ち悪い」と思った経験がありますか?

Q.好きでもない人から好意を持たれて「気持ち悪い」と思った経験がありますか?

・はい67%
・いいえ33%

マイナビウーマンが実施したアンケートによると、好きでもない男性から好意を持たれて「気持ち悪い」と思ったことのある女性は約7割もいることがわかりました。けっこう多いですよね。

”好きな男性”相手に同様の現象が起きる人は3割

続いて好きな男性からの好意を「気持ち悪い」と思ったことがある女性はどのくらいいるのか聞いてみたところ……。なんと32%もいることがわかりました。

Q.好きな人から好意を持たれて「気持ち悪い」と冷めた経験がありますか?

%e5%a5%bd%e3%81%8d%e3%81%aa%e4%ba%ba

・はい32%
・いいえ68%

ふつう、好きな相手からの好意はうれしいものですが、気持ち悪いと思ってしまうのはなぜなのでしょうか?

次ページでは、精神科医のゆうき先生にこんな風に感じてしまう原因について教えてもらいました。

好きじゃない人からの好意を「気持ち悪い」と感じてしまう原因

どうして好意を持たれると女性たちは「気持ち悪い」と感じてしまうのでしょう。

好きじゃない異性と好きな異性の場合に分けて、ゆうきゆう先生に教えてもらいました。

好きじゃない人からの好意の場合

好きではない男性に好意を持たれた場合、以下のような理由、原因が考えられます。

そもそも恋愛に興味がない

そもそも恋愛に興味がないので、恋愛感情を持たれること自体が面倒だというパターン。

恋愛感情を持たれることによって、今までのように友人として付き合えなくなる、行動を制限されるのを嫌がるタイプです。

男性から求められている理想像とのギャップを感じる

男性は、好きになった女性をまるで「女神様」のように神格化する傾向にあります。

しかし理想はあくまで理想。本来の姿ではありません。

このように相手から求められている姿に対して「私はあなたが思うような女性じゃない……」とギャップを感じ、居心地の悪さを感じるケースがあります。

好かれる=自分よりも相手の方が下だと感じてしまう

「自分のことを好き=自分のほうが相手よりも魅力的」と考えてしまう人もいます。

そして無意識のうちに、「相手は自分より下の立場だ」と感じて、相手を魅力的に感じなくなってしまう……、そういったケースもあります。

<好きじゃない人からの好意の場合>

・そもそも恋愛に興味がない
・男性から求められている理想像とのギャップを感じる
・好かれる=自分よりも相手の方が下だと感じてしまう

好きな人からの好意の場合=蛙化現象

グリム童話に「蛙の王子様」という物語があります。

はじめは王子様を「蛙」のように気持ち悪く感じていたお姫様が、ある時を境に「王子様」のように感じて好きになる……という内容です。(実際は魔法がとけて蛙が王子様になる、と表現されています)。

好きな相手からの好意を気持ち悪く感じてしまうのは、まさにこの逆パターン。そのため「蛙化現象」と呼ばれています。この心理を抱く原因としては、3つあります。

恋愛を「ゲーム」として捉えている

恋愛を「ゲーム」として捉え、「相手を自分に惚れさせる」ことにのみ情熱を燃やす人がいます。

このタイプは思惑どおり、相手が自分に惚れればゲームオーバー。もう相手に興味はありません。

ゲームのターゲットとして興味を持っていただけなので、振り向いた瞬間興味が失せてしまうのです。

自分に自信がない

そもそも「自己肯定感」が低いため、「私なんかを好きになる人は、おかしな人にちがいない」と、自分に好意を抱く相手の評価まで下げてしまうケースもあります。

相手の男性からしてみたら、純粋に好意を寄せただけ。とんだとばっちりですよね。

恋に恋しているだけだった

「理想の男性像」を持ちすぎて、相手の男性が焦ったり緊張する姿を見たときに、「あれ、こんな人だったの……?」と幻滅してしまうパターンもあります。

相手だって人間です。緊張したり自信を失くしたり、失敗したりもするでしょう。

等身大の相手を見ることができずに好きになってしまうケースですね。

<好きな人からの好意の場合>

・恋愛をゲームとしてとらえている
・自分に自信がない
・恋に恋しているだけだった

次のページでは、「好意を向けられると気持ち悪い」現象が起きたときの対策、克服方法をゆうき先生に教えてもらいました。

次のページを読む

SHARE