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専門家 結婚

夫婦仲が悪くなる原因って? ずっと仲よしでいるための秘訣・5つ

すずね所長(三松真由美)

結婚してしばらく経つと、スキンシップや会話が減るなど、夫婦の仲が希薄になりがち。しかし、できることなら、いつまでも仲よし夫婦でいたいですよね。そこで今回は、夫婦仲が悪くなる原因とずっと仲よしでいるための秘訣について、三松真由美さんに解説してもらいました。

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夫婦仲が悪くなる原因って?

まず、夫婦仲が悪くなってしまう原因について、三松さんに解説してもらいました。

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女性が王様の椅子を取ろうとする

「夫も妻もフィフティーな関係」の風潮がある現代、家事分担や、夫の子育てサポートは当たり前です。しかし80年代以前は、「夫が稼ぐ。妻は家事」という構図がメジャーでした。「夫=王様」なので、「夫が生活費を稼いでくれる分、お世話をしなくてはならない」意識がありました。ときが流れ、今や妻もフルタイムで働いたり、あるいは在宅ワークやパートで夫と同程度、仕事に時間を割く妻が増加。「夫をお世話しなくてはならない」という意識は薄れ、「あなたがやってよ」という王様目線妻になってきています。夫も「おまえがやれよ」の王様気質だと、ぶつかることは明白です。恋愛期間は、女性側が王様でも、男性側はOKとします。むしろ自らやさしい召使になりますが、結婚後はちがいます。昔の男性のような“王様の椅子”を妻が取ろうとすると、夫は機嫌が悪くなります。

キレる限界点を考慮しない

20年~30年、生きてきた環境のちがう2人が同じ屋根の下で暮らす。ライフスタイルのちがいが気にならないわけがありません。うがいの音が気になる、お茶碗にご飯粒がついたままでも平気なのが気になる、帰宅して手を洗わずに冷蔵庫を開けるのが気になる、など。何万個の“気になる”をお互いに発見します。許せるレベルの“気になる”であれば、見て見ぬふりがベスト。ただ、「生理的に受け付けない。無理!」と心の叫びが出てしまうような振る舞いや言葉であれば、早い段階で告げるべし。お互い「キレる限界点」を知っている夫婦は、配慮し合うことができます。ただ、相手がキレるとわかっていることをあえて言うと、えらいことになるので注意しましょう。

「夫婦だから」という甘えがある

婚姻届は、不思議な効力を発揮します。たかが紙1枚、されど紙1枚。婚姻届けに署名をして印鑑を押した事実が、既婚者に「安心」をもたらします。そして同時に、相手に対する所有感まで得ることができます。「俺の奥さん」「私の旦那さん」だから、結婚記念日を忘れて飲みに行っても、休日に子どもとキャンプへ行く予定をすっぽかしても、食器を2日間洗わずに置いていても、言い訳さえあれば、少々無理なことを言っても許してくれる。夫婦だから、「遠慮せずに甘えてもいい」という感覚は、年月とともに肥大します。かわいい甘えが、いつのまにかモンスター級の理不尽な甘えに。甘えがわがままに変化すると、夫婦仲はこじれます。

お金に対する考え方がちがう

妻が浪費家vs夫が倹約家。夫が浪費家vs妻が倹約家。この組み合わせの夫婦は注意が必要です。妻がスーパーのチラシを見て3円でも安いレタスを買いに行っているのに、夫が自動販売機で毎日缶コーヒーを買うなど、1円、100円、1000円を簡単に手放すとき、妻はどんな気持ちでいるのでしょうか。お金に対する考え方がかけ離れていると、必ず経済的なことでもめます。実際にあった例で、夫が眠いのを我慢して稼いだ残業代で、妻がハイブランドのバッグを買ってしまい、別居がはじまった夫婦もいます。

プライドを傷つける言葉を言う

これは、先述の「キレる限界点」にも通じます。相手が誇りに思っていること、自信があること、誰にも負けたくないと思っていることに対し、言葉でダメージを与えてしまう。これは致命的です。男性は、給与や昇進についてけなされることを嫌がります。一方で女性は、容姿や性的なコンプレックスを指摘されると悲しみます。また、「大した給料にならない仕事なら、しないほうがましだろ」という仕事の価値観を押しつけられるのも女性のプライドが傷つきます。ほかにも、男女共通で、相手の実家への不満やけなすことは、琴線に触れることがあります。

ずっと仲よし夫婦でいるための秘訣とは?

次に、ずっと仲よし夫婦でいるための秘訣について、三松さんからアドバイスをもらいました。

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「快・不快」をお互いに話し合っておく

ケンカをしていない「平穏な状況」のとき、何をするとケンカに発展するのか、ということについて話し合いをしておきましょう。自分の「快適ゾーン」や「キレる限界点」、また、不快になると黙り込んでしまうなど、不快な気持ちになったら、どうなるかということまで伝えてください。「備えあれば憂いなし」ということわざは、夫婦ゲンカにも当てはまります。

干渉しすぎない

仕事がないときは「ずっと一緒にいたい」など、相手が何をしているか気になる夫婦もいます。しかし、愛している、好きという気持ちを通り越し、束縛したい、管理下に置きたいという王様思考は、夫婦仲を悪くします。なので、ときに激しく求め、ときに自由にさせてあげましょう。このようなキャッチ&リリースくらいの距離感が、ラクな関係性を生むこともあります。

目を見て「ありがとう」と言う

このアクションは、私の本でも幾度となく書いています。私も実践しようと努めていますが、たまに口先だけの「ありがとう」になってしまうことがあります。ゴミ出ししてくれた、お茶を持ってきてくれた、スマホの充電をしておいてくれたなど、日常のあらゆるシーンでの「ありがとう」は、相手の目を見て心をこめましょう。見つめ合うことで、より相手の心にズドンと響きます。夫婦関係を良好に保つには、この積み重ねが大切です。

夫婦に「阿吽の呼吸」はないと思え

「何年も一緒にいるからわかるだろう」という甘えは捨ててください。「以心伝心」「阿吽の呼吸」など、夫婦にはないと思って構えておくことが、ラブラブでいられる秘訣です。思っていることは、伝えなくてはわかりません(特に男性には)。「それくらい察してよ」と思うと、相手が察してくれないとき、怒りが倍増します。肝心なことはまず伝える。メモに書いて貼る。夫婦といえど、他人という意識を常備しましょう。

ことあるごとに肌に触れる

スキンシップレスは、キスレスなどにもつながります。レスの相談を受けると、みなさん、まず手をつながなくなったところが原因のようです。ちょっとした散歩やお出かけでも気を抜かず、夫の服の裾を持つくらいからはじめましょう。夫がおもしろいことを言ったら「やだあ!」と言って、肩や腕をポンと叩いてみてください。毎日、触れる。とにかく触れる。これには相当な強い意志が必要ですが、スキンシップの継続を怠ってはいけません。

まとめ

夫婦だからといって、相手の傷つくことを言ったり、何かしてくれても「当たり前」と思っていませんか? 何でも許されるという甘い考えは捨てて、三松さんが伝授してくれた「ずっと仲よし夫婦でいるための秘訣」を、ぜひ実践してみてくださいね。

(監修:三松真由美)

※画像はイメージです

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