「恋愛に興味がない」男性心理と対処法

好きになった男性に「恋愛に興味がない」と言われてしまったら、どうすればいいのか困ってしまいますよね。恋愛に興味がない男性に対して、女性はどうやってアプローチすればいいのでしょうか。心理コーディネーターの織田隼人先生に、恋愛に興味がないと言う男性心理と対処法について教えていただきました。

＜目次＞

恋愛に興味がなくなった経験

 

まずは、一般男性を対象に行ったアンケート調査から、男性が恋愛に興味をなくした経験について見ていきましょう。（※）

恋愛に興味がなくなった経験

Q.恋愛に興味がなくなった経験はある？

ある……56.6％
ない……43.4％

6割近い男性が、恋愛に興味がなくなった経験があると回答しました。それはいったいなぜなのでしょうか。

恋愛に興味がなくなった瞬間

仕事で多忙なとき

・「仕事で疲れていて、さらに仕事についていろいろ考えなければならないとき」（29歳／その他／その他）

・「仕事優先で特に連絡などしたくなくなったとき」（26歳／建設・土木／営業職）

社会人として働く以上は、仕事に重きを置かなくてはいけない場合もあるでしょう。度重なる残業、それに伴う疲れ、休日は休息に使うとなると、恋愛どころではなくなってしまいますよね。

恋愛休止期間が長い時

・「何年も彼女ができず、興味が薄れていったとき」（28歳／その他／その他）

・「いつも振られて、一度も交際できてない今」（29歳／医療・福祉／専門職）

過去には恋愛に一生懸命になっていたことがあっても、諦めや挫折が続くことで恋すること自体が面倒になってしまうケースです。

恋愛以外の楽しみがある時

・「私生活が充実していたので興味がなくなった」（22歳／学校・教育関連／販売職・サービス系）

・「趣味が充実していたり、ほかにお金を費やしたいとき」（27歳／団体・公益法人・官公庁／事務系専門職）

恋をして彼女とデートするよりも、自分自身のために時間とお金を使いたい。フリーだからこそ楽しめる時間の使い方を覚えてしまうと、抜け出せなくなってしまう人もいるようです。

恋愛の現実を知ったとき

・「月日が経てば、どんなにハイテンションでラブラブだった日々も次第に飽き飽きしてくることを悟ったとき」（26歳／商社・卸／事務系専門職）

・「女のめんどくさいところなどの悪い面を見たとき」（21歳／学校・教育関連／その他）

世の中の恋愛すべてが、ドラマのようなものだとは限りません。むしろそうでないことのほうが多いでしょう。いわゆる「幻滅」という感情が、恋愛嫌いのきっかけになってしまうこともあるようです。それでは、このような男性は、今は恋愛に興味が出てきているのでしょうか？

今の恋愛に対する気持ち

Q.今は恋愛に興味がある？

・ある……54.7％
・ない……45.3％

かろうじて、恋愛に興味が出てきた男性のほうが多いという結果になりました。一度興味がなくなってしまっても、何かきっかけがあって恋愛したいと思えるようになるようです。そのきっかけについても聞いてみましょう。

恋愛に興味が出るようになったきっかけ

仕事に余裕が出てきた

・「仕事をやめて余裕ができた。一人でいることが多いので誰かにそばにいてほしいと思った」（29歳／その他／その他）

・「時間に余裕ができたときだと思います」（25歳／その他／その他）

忙しい時期が終わって生活リズムが戻ったら、恋愛がしたくなったという意見です。時間的な余裕が生まれたことで、心にも余裕が生まれたのかもしれませんね。

カップルがうらやましくなった

・「観光場所などでたくさんのカップルを見てうらやましいなと思ったから」（22歳／学校・教育関連／販売職・サービス系）

・「同級生など周りの人が結婚しているため」（29歳／通信／その他）

いくら自分一人の時間が楽しくても、幸せそうにしているカップルを見ると、自分もあんな幸せを手にしたいと思いますよね。特に同級生の結婚は、忘れていた恋愛への欲求に火をつけるようです。

新たな出会いがあった

・「友だちの紹介で遊びに行ったとき理想の女性が現れたから」（27歳／電機／事務系専門職）

・「同じ趣味を持つ女の子に出会って仲良くしたいと思ったから」（28歳／その他／その他）

魅力的な女性に出会ったことで、恋心が復活する男性もいるようです。やはり理想の相手に出会うと、気持ちが変わるようですね。

独り身が寂しいから

・「ふとした瞬間に寂しいと感じるときが増えたから」（25歳／情報・IT／技術職）

・「もうそろそろ年で、結婚したいが、彼女が長年いないことに気付いた最近」（27歳／その他／その他）

一人でいることは自由で気楽な反面、すべての責任を一人で負い、孤独と戦っていく必要があります。若い頃はそれでもいいかもしれませんが、年を取るとだんだん現実を実感し、パートナーがほしいと感じるのでしょう。