親に反対されたら？　バツイチ彼氏の結婚観と付き合い方

バツイチ彼氏を親に紹介する際の注意点

バツイチ彼氏との結婚で衝突しそうな壁といえば、「親への紹介」ですよね。彼に離婚歴があることは、正直に伝えてもいいの？　夫婦円満コンサルタントの中村はるみさんに、紹介する際の注意点を教えてもらいました。

親への好印象な紹介の仕方

自身の親に好印象を残す紹介方法って？　中村さんのアドバイスをさっそく見てみましょう。

今付き合っている“離婚歴のある異性”として、ご両親には隠さず紹介しましょう。また、伝える前にあなたが彼に確認しておくべきことがいくつかあります。

ここで紹介するのはご両親が気にする項目であり、あなたにとっても知っておくべき重要な項目です。いいチャンスですので、具体的に彼から聞き出しておきましょう。

12の確認項目

1.彼の年齢
2.離婚理由
3.離婚した時期
4.前妻との現在の関係
5.子どもの有無
6.慰謝料や養育費など金銭的なこと
7.彼の年収と貯蓄額
8.結婚後のあなたの仕事・家事の分担割合
9.あなたとの妊活について
10.結婚後の居住地
11.結婚式はするかどうか
12.生活費の負担割合

この12の項目がわかると、あなたが彼と結婚したい理由が自ずと明確になり、親に伝えられます。さらに彼の離婚の根本的な原因が推測でき、その確認もできます。両親に紹介する前に、あなたがこうして「バツイチの彼と結婚する覚悟」をしておくことが重要なのです。

親に反対されたときの対処法

両親に紹介したものの、バツイチ彼氏との結婚を反対されてしまった……。そんなとき、どんな対処法を取ればいいのでしょうか。中村さんの見解を紹介します。

ご両親が気にしているのは「バツイチであること」ではなく、「バツイチになった理由」です。「離婚の理由がわが子にも当てはまるとしたら……」と心配しているのでしょう。ですから、彼の人柄や離婚原因を適切に伝えられれば、ご両親の不安は軽減されます。少々大げさかもしれませんが、除籍確認のための彼の戸籍謄本や給与明細など、先ほど紹介した「確認12項」を証明する書類を持参するのもありでしょう。彼の人柄について、誠意を持って示すことが大切です。ご自身もご両親から精神的に卒業し、親の立場を理解した上でお願いしましょう。

また、事前に兄弟などの周囲を味方につけ、時間をかけて説得するのもひとつの手。将来誕生するであろうお子さんのためにも、ご実家を「心地よい場所」として確保してください。