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末っ子と相性がいいのは? 末っ子の特徴と恋愛傾向

小日向るり子

「末っ子は甘え上手」「末っ子は要領がいい」……など、人は兄弟構成によって性格や言動に共通点があると言われますが実際どうなのでしょうか? 今回は、心理カウンセラー・小日向るり子さんに、末っ子の特徴や恋愛傾向について解説していただきました。

女の子

<目次>

末っ子の性格の特徴4つ

まずはじめに、末っ子の性格はどんな特徴があるのか見ていきましょう。ちまたで言われる「末っ子は甘え上手」は本当なのでしょうか。

甘えてる

(1)甘え上手で他力本願

末っ子は、「自分ができないこと」をほかの人にやってもらうのが上手です。というのも小さい頃、姉や兄と比べると身体的にも能力的にもできないことが多かったためです。生きる術として、自然に「どうやったらやってもらえるか」を考えるようになります。

また、末っ子がかわいくてお願いを断れない兄や姉の影響もあります。特に、年齢差が大きいとこの影響は大きくなります。このように、甘やかされることに慣れて育つ末っ子は、「人に甘えたらやってもらえる」という他力本願的な考えを持つようになります。

(2)要領がよくてしたたか

誰でもお手本がある方が、いざ自分が行動する時の成功率が上がりますよね。それと同じで、末っ子はつねに兄や姉というお手本を見て育ちます。学校生活、部活、恋愛、就職など……、自分がいずれ経験するすべてにおいて、上の兄弟の言動を見て動くため、立ち回るのも上手です。

ただ、その容量のよさがちょっとした悪知恵として働いてしまうと、第三者から「したたか者」と受け取られてしまうこともあります。

(3)ノリがよく享楽的

子どもは基本的に天真らんまん。悪ふざけをしたり、走り回ったりして当然です。しかし、長男や長女はそうした言動を、親から「お兄ちゃん(お姉ちゃん)なんだからおとなしくしなさい!」としつけられがち。一方、末っ子にはそうした締め付けがあまりありません。よくも悪くも親からの愛情や期待を過剰にかけられていないのです。「ノリがいい」「明るい」と評価される性質は、幼少期の天真らんまんさを失わずに育つことができる末っ子の特徴です。

(4)刹那的

少しの失敗は、両親や兄や姉が尻拭いをしてくれたという経験を持つことが多い末っ子。この「何か起こっても、誰かが何とかしてくれる」といった考え方が転じて「だから今を楽しく生きるのが一番」といった刹那的思考を持つようになりがちです。

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