お使いのOS・ブラウザでは、本サイトを適切に閲覧できない可能性があります。最新のブラウザをご利用ください。

婚活のプロが教える! 知っておきたい「お見合いマナー」まとめ

澤口珠子(婚活・女子力アップコンサルタント)

知っておきたいお見合いのマナー

03

現代のお見合いは、昔と違ってだいぶカジュアルに行われているようです。それでは、今お見合いに参加することになったら、どのようなマナーに気をつければいいのでしょうか。服装やあいさつの仕方、費用の支払いについてなど、知っておきたいマナーについて澤口先生に教えていただきました。

お見合いの服装

澤口:お見合いは第一印象がすべてです。服装で意識すべきことは「7割の男性の好みに入る」こと。つまり、女性らしい品と清潔感のある服装がよいでしょう。極端な柄や色のコントラストが強すぎるもの、肌を露出する服や短いスカートは避け、大半の男性が好きそうな服装を心がけてください。また、お見合いには素足ではなく、必ずストッキングを履いていきましょう。社会人としての最低限はマナーを忘れないでください。

お見合い会場への向かい方

澤口:お見合いは第一印象がすべてなので、遅刻は絶対に避けましょう。会場にもよりますが、車で行くよりも電車やバスなどの公共交通機関を使ったほうが安心です。万が一、電車やバスが遅延したとしても、すぐに別の方法で会場に向かうことができ、車よりも事故に巻き込まれる可能性が低いです。

遅刻を避けるために、できれば30分ぐらい前に到着しておくと安心です。早めに到着して周辺を散歩できれば、お見合い前の緊張を和らげることもできますよ。

お見合い相手とのあいさつの仕方

澤口:お互いの第一印象は3~6秒で決まり、その後の4分間で定着すると言われています。少なくとも最初の5分間は、相手に好印象を残せるように最大限努力してください。相手に好印象を残すためには、自分から先に声をかけることが一番です。

相手の目を見て、笑顔で「初めまして、○○と申します。」と、あいさつしましょう。お見合い相手も緊張していますので、あなたから声をかけることによって、相手の心もほぐれて好印象を与えられます。

お見合い中の話題

澤口:お見合い中に相手と積極的に話したい話題は「お互いの子ども時代や家族の話」です。結婚は家対家なので、相手の家族構成やどんな両親に育てられたのかなど、お互いの家族について早いうちから知っておくことをおすすめします。

また、結婚前提のお見合いの場合、結婚観や人生設計プランなどもしっかり聞いておきましょう。共働きなのか、専業主婦なのか、親との同居の可能性や子どもが欲しいかどうかなど、普段のデートでは聞きづらい話題を率直に聞けるのが、お見合いのメリットです。逆に避けたい話題は、個人的な宗教や政治的な考え方、お互いの過去の恋愛や結婚、離婚話です。

お見合い費用の支払い方法

澤口:お見合いの費用は、基本的に男性側が負担することがほとんどだと思いますが、女性側がまったく支払う素振りを見せないのはマナー違反です。お会計の際は必ずお財布を見せ、「おいくらですか?」と尋ねるようにしましょう。

もし男性がごちそうしてくれたら、遠慮せずに感謝して受け入れましょう。間違っても無理やり割り勘にしたり、お金を渡したりするのはやめてください。男性のメンツが丸つぶれになってしまいます。

連絡先交換のマナー

澤口:結婚相談所の場合、お見合いで本人同士が連絡先を交換するのを禁止しているところもあるので、あらかじめ確認しておきましょう。もし、連絡先交換がNGなのに相手が求めてきた場合、相談所を通して伝えるようにしましょう。お見合いでの連絡先交換がOKの結婚相談所だったり、仲人や紹介者を通してのお見合いだった場合は、自由に連絡先を交換して大丈夫です。

連絡先は、基本的に男性からオファーされたら交換するようにしましょう。交換先はLINEでもメールでも、相手が聞いてきたものでよいでしょう。もし交換したくない場合は、結婚相談所、仲人や紹介者を通じてお教えする、とお断りしましょう。

お見合後のお礼の仕方

澤口:お見合いが終わったら、なるべく早くお礼を伝えるのがマナーです。できればお見合い直後、遅くともその日中にはお礼をしましょう。仲人や紹介者には直接電話してお礼を伝えたほうが、よろこばれます。連絡先交換をした相手には、LINEやメールでお礼を伝えてください。

次ページ:お見合いでのNG行動

SHARE