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ニキビの予防徹底ガイド~発生メカニズムと予防法~

鈴木稚子

皮膚科医が教えるニキビ予防策

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できる前に予防したいのがニキビです。ニキビ発生のメカニズムがわかったところで、それに対する予防策を教えてもらいましょう。

ニキビを予防する生活習慣

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ストレスや睡眠不足は、男性ホルモンの分泌を促し、皮脂の過剰分泌と、角質を厚くさせます。

ニキビを予防する食事

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動物性脂肪、糖質を摂りすぎると、皮脂腺を刺激するため、ニキビの原因となる皮脂分泌を増やしてしまいます。高GI食といって、炭水化物の中には食後の血糖値を急速にあげるものがあります。血糖値を下げるために分泌されるインスリンにも、男性ホルモンを刺激する作用があるため、皮脂量が増えてしまいます。

皮脂分泌をコントロールする働きのあるビタミンB2とB6が不足すると、皮脂の過剰分泌を起こす場合もあります。コーヒーや紅茶に含まれるカフェインは、ビタミンBの吸収を妨げるため、摂り過ぎると肌のターンオーバーを乱します。結果としてニキビの原因になります。

また、アルコールは皮脂腺を刺激し、皮脂の過剰分泌を起こします。いずれも、適度な量と頻度を考慮して摂取する分には、それほど悪影響はありませんが、気をつけたいところです。

上記のようなものに気をつけて食事をすることで、ニキビ予防が期待できるでしょう。

ニキビを予防する洗顔方法

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クレンジングをしないでメイク汚れが残ると、毛穴詰まりになりますので、クレンジングはやさしくしっかりと行ってください。

洗顔の際、洗顔料を使って何度もごしごしと洗ってしまうと、本来必要な皮脂まで奪い、「肌の乾燥」を引き起こします。さらに、肌のバリア機能が低下し、刺激から肌を守るために角質が厚くなってしまうのです。

洗顔は1日2回程度にとどめ、タオルでの拭き取りも軽く肌に当てて水分を吸い取りましょう。

ニキビを予防するスキンケア

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保湿が不十分で角質層の水分が不足したり、肌が紫外線に当たると、ターンオーバーが乱れ、古い角質が剥がれずに角質が厚くなりニキビを引き起こします。

また紫外線によって生じる活性酸素の影響で、ターンオーバーが乱れることも、毛穴詰まりの原因になります。ニキビ予防のためにも保湿と、紫外線対策は1年中行いましょう。

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