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専門家 出会い

【専門家監修】人見知りの原因と克服法

小日向るり子

タイプ別! 「人見知り」を克服する方法

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「人見知り」の原因がわかったところで、次に「人見知り」を克服する方法について見ていきましょう。小日向先生によると「人見知り」はタイプによって克服方法もちがうようです。

(1)完璧主義タイプ

80点の自分では満足できず、常に100点を目指す完璧主義タイプは、態度や身なり(容姿や服装)も隙がない人が多いため、周りに「高嶺の花」「完璧すぎて話しかけにくい」という印象を与えがちです。結果、それが本人の孤独感情につながって内気になっていることがあります。

完璧主義は長所でもありますので無理に矯正すると長所が失われてしまいます。従って、完璧主義の部分をどうこうするよりも、常に笑顔を心がけて周囲の人が話しかけやすい雰囲気づくりを心がけましょう。

(2)自意識過剰タイプ

「かっこいい自分」「デキる自分」など、意識の方向が自分に向きすぎている人が自意識過剰タイプです。このタイプは自信の根拠を社会的地位や財産といった、流動的で他者評価が必要となるものに委ねてしまうため、常に心が不安定なのが特徴です。そしてそのことが人見知りになる原因となっています。

このタイプが「人見知り」を克服するには、意識のベクトルを自分に向けるのではなく、他者に向けているか、「振り返る時間」を持つことです。例えば「今日話した相手はどんな表情で何の話をしていたかな?」ということを数時間後に思い出せなかったら、過ごした時間は相手のことよりも自分の内側だけに意識が向いている状態だったということ。このように、行ったコミュニケーションの振り返りを続けていくことが克服のコツです。

(3)不安症タイプ

「自分の言動に自信が持てない」「これでいいのか不安……」など、不安心から身動きがとれず無口になったり行動が制限される人は不安症タイプです。このタイプは過度になると社会性不安障害という疾患につながったり引きこもったりしてしまいます。

予期不安(未来のことを考えてわき起こる不安)からの人見知り克服のコツは「なるようになれ!」という開き直りの心を持つことと、万が一何かが起きても「あるがままを受け入れる」という心持ちです。あまりにも不安でつらいときは、医療機関の受診やカウンセラーと一緒に、心理療法や行動療法を受けるのもよいでしょう。

(4)上から目線タイプ

心の底で自分への評価に不満を持っており、常に優位に立とうと立ち回るのが「上から目線タイプ」です。自分が優位に立てないと感じると、無口で無愛想になるのが特徴で、周りから「ちょっと話しかけずらい」と言われてしまう人にはこのタイプが多いです。

人見知りを克服するためには「他人を評価する前に自分がやってみる」という姿勢。こんなの自分だってできるわ! と思ったことは実際に自分でやってみること。謙虚さを学ぶことが大切です。

(5)投げやり・諦めタイプ

「私の発言なんてどうせ誰も興味ないし……」そんな投げやりの気持ちから内向的な態度を取ってしまうのがこのタイプです。彼らの特徴は態度と裏腹に、寂しがりやで深層心理では自分を理解してほしいと人一倍願っている人が多いこと。

人見知りを克服する方法は、まずは趣味や楽しいことを見つけ、それを共有できる仲間を少数でもいいから作ることです。誰も自分に興味を持ってくれないなんてことはないのだ、ということが体感として理解できると、少しずつ大きなコミュニティでも自分を発揮できるようになるでしょう。

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