潮時かも!? 女性が「ひとつの会社に勤める妥当な年数」6選
働く女性にとって「仕事の辞めどき」は大きな問題ですよね。自分がどのような働き方をしていきたいかによって、転職に対する考え方もちがってくるようです。働く女性はひとつの会社にどのくらいいるのが妥当だと考えているのでしょうか。
スキルアップを目指すなら、早めの転職が吉!?
・「3、4年くらい。スキルアップのために、どんどん転職していろいろな経験を積んだほうがいいと思った」(25歳/その他/事務系専門職)
・「3年の次は一生いるのがいいと思う」(28歳/商社・卸/秘書・アシスタント職)
スキルアップしていくためには、さまざまな経験を積むことが必要です。柔軟に吸収するためにも、長く同じ場所にとどまらずに短いスパンで転職したいと考える人もいるようです。
慣れすぎを防ぐために
・「5年。十分いい経験を積むことができるので」(32歳/建設・土木/事務系専門職)
・「5年。長過ぎるとそこのボスみたいになって、統制がとれない」(29歳/団体・公益法人・官公庁/その他)
5年も同じ会社にいれば、仕事も一通りこなせるようになり、ベテランの域に入ってきます。慣れすぎてマンネリになることを防ぐためには、5年くらいが妥当なところかもしれませんね。
固定概念ができあがる前に
・「5~10年。そのあと、積んだ経験を元に、給料のいい会社に転職するのがいいと思う」(33歳/食品・飲料/事務系専門職)
・「10年位。先輩を見ていても、それより上の人は頭が凝り固まっている人が多い気がする」(28歳/機械・精密機器/事務系専門職)
同じ会社に長くいることで、柔軟性がなくなってしまうこともあります。10年もいると、その会社の常識が自分の常識となってしまうことは否めませんね。
これ以上望みが持てなくなる
・「10年くらいだと思う。今、自分が11年目で、『そろそろ辞めどきかな』と思っているから。仕事はマンネリ化してくるし、お給料の先も知れているので」(34歳/団体・公益法人・官公庁/事務系専門職)
・「10年くらい。長くいすぎても慣れてしまい、向上心がなくなるから」(28歳/医療・福祉/専門職)
同じく10年と回答した人の中には、マンネリや給料の頭打ちなど、この先に希望が持てなくなるという意見も。心機一転、新たな決意を持つためにも、転職は効果的かもしれませんね。
定年まで同じ会社で
・「できることなら定年退職までいることでしょう。就職試験など受け直すのが大変」(31歳/団体・公益法人・官公庁/秘書・アシスタント職)
・「40年。公務員は女性も定年まで働きます」(33歳/団体・公益法人・官公庁/事務系専門職)
キャリアアップと言っても、現実的にはかなり厳しい世界でもあります。どんどん新しい仕事をするのもいいけれど、ひとつの会社で腰を据えて働くことを望む人も多いようです。
自分に合った働き方を
・「その人次第。2、3年で変えるのも、ずっと在籍するのもどちらでもいいと思う」(35歳/学校・教育関連/事務系専門職)
・「いい会社に出会えて、人生に合わせて過ごせるなら、長くいたい!」(30歳/マスコミ・広告/クリエイティブ職)
人によって仕事に対する考え方はちがいます。また、長く働きたいと思うかどうかは、運もあるでしょう。いつでも自分のライフスタイルに合う会社にいられることがベストかもしれませんね。
まとめ
ひとつの会社にいる、妥当だと思う年数に関して、さまざまなエピソードが寄せられました。年功序列も終身雇用も崩れた昨今においては、自分の実力で給料を上げていくことが大前提となります。どうすれば自分がより豊かな生活が可能になるのか、自分の適性と併せて判断することが大切なのかもしれません。
(ファナティック)
※画像はイメージです
※マイナビウーマン調べ
調査日時:2016年11月22日~12月2日
調査人数:102人(22歳~34歳の女性)
※この記事は2016年12月21日に公開されたものです