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だらしない性格を直したい! だらしない人の特徴と原因

高見綾(心理カウンセラー)

だらしない性格の原因と直し方

だらしない性格は何が原因なのでしょうか。どうやったら改善していけるのか、性格の直し方について考えてみました。

なぜだらしない? 考えられる原因とは

自制心がない

自分に甘く、欲求に素直に従ってしまいます。これ以上食べたら太る、というときでも、食欲に負けてしまうことも。自分を律することが苦手です。

思いやりに欠ける

自分の言動が他者から見たときにどう見えるか? という想像力が働いていません。約束を守れない結果、どれだけ迷惑をかけることになるのか、相手はどう思うのか、といった他者目線の思いやりに欠けています。

楽なほうに流されやすい

何をするにしても、楽なほうへ流されがちです。実際は、面倒に思ってすぐやらないことで仕事を増やしているのですが、そのことに気づかず、「今」楽をすることに目が向きがちです。

先読みが甘い

基本的に管理することが苦手で、細かな計画を立てることができません。まあなんとかなるだろうと甘く見積もってしまいます。

だらしない性格を改善する方法

常に人に見られる状態をつくる

家に閉じこもらずに、人の輪の中に入っていき、誰かに見てもらう状態をつくりましょう。人の目を常に意識していれば、おのずと気が引き締まり、身だしなみなどに気を配るようになります。

すぐやる習慣をつける

なにごとも、後回しにすると面倒になるものです。ご飯を食べたらその流れで食器を洗う、お風呂に入ったらついでに風呂釜をさっと洗う、ゴミを見つけたらすぐにゴミ箱に捨てるなど、すぐやる習慣をつけましょう。習慣になるまでが大変ですが、だらしない性格を直したいという意欲を持って取り組んでみましょう。

物の定位置を決める

片づけが苦手な人は、定位置が決まっていないことが多いです。あらかじめ、文房具はこの引き出しのなか、郵便物はまとめて箱に入れるなど設定しておくと、迷子の物がぐっと減るはずです。

To Doリストをつくる

メモ帳でも、アプリでもいいので、いつまでに何をするのかメモします。終わったらチェックをつけておくと、自分があと何をすべきかがわかり、約束事を守りやすくなります。

小さな目標を設定する

たとえば「5分だけ、机の上を掃除する」など、それだけでいいの? と思えるくらいの小さな目標を設定して実行します。いきなり大きく変えるのではなく、物足りないくらいの目標にして、毎日続けていくことを大切にしましょう。

次ページ:面倒くさがらずに、小さな目標から取り組んでみよう

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