お使いのOS・ブラウザでは、本サイトを適切に閲覧できない可能性があります。最新のブラウザをご利用ください。

脱マンネリ化! 知っていれば怖くない倦怠期の乗り越え方

付き合い始めたころはすべてが新鮮で何もかもが楽しかった。けど、最近ではデートもマンネリ化。いっしょにいてもドキドキしないし、むしろ彼の些細な言動が気になってイライラする。もう別れたほうがいいのかも…。
そんな悩みを持っている方はいないでしょうか?


どんなに仲が良いカップルでも、長く付き合っていれば避けることができないのが、お互いイライラや物足りなさ、戸惑いを感じてしまう「倦怠期」です。これは、カップルの危機ともいえますが、上手く乗り越えれば一段と愛情が深まる大事な時期でもあります。
倦怠期をいち早く察知する方法と、上手な乗り越え方を紹介していきます。

 

倦怠期は2人の関係を見つめなおすサイン

そもそも、倦怠期はなぜ訪れるのでしょうか?
付き合い始めのころは、お互いに好きな人と両思いになれた喜びでいっぱいです。「相手のすべてを受け入れよう」「自分のいいところを知ってもらおう」とがんばりますし、2人ならどこへ行っても、何をしても楽しく過ごせます。多少、予想外の言動に「ん?」と引っ掛かることがあっても、楽しさの陰に隠れて見えなくなっている時期です。

しかし、100%自分と同じ価値観・感性の人は存在しません。 毎日の繰り返しの中で、最初のドキドキ感や初々しさが薄れていくにつれ、今まで気が付かなかった2人の違いが目につくようになります。それは、必ずしも悪いこととは限らず、長所や思いがけない特技の発見なども含まれていますが、どうしても目立ってしまうのが短所や悪い習慣、癖といったマイナス面となります。それがイライラや理想とのギャップから来る物足りなさ、戸惑いとして現れてくるのが倦怠期というわけです。

倦怠期自体は気持ちのいいものではありませんが、2人が長く良い関係を続けていくには、自分とは違う相手の考え方や習慣、癖にもしっかり向き合い、お互いに居心地の良い妥協点を見つけていくことが必要です。それができないなら、残念ながらその関係に未来はないといっていいでしょう。
倦怠期は、最初にこの問題に向き合う時期、いわば「お互いにしっかり向き合う時が来ましたよ」というサインでもあるのです。

 

見逃すと危険! 倦怠期の兆候

大事な意味のある倦怠期ですが、「ここからが倦怠期」という明確な線引きはありません。
ただし、次のような態度を無意識に取ってしまっているようなら、相手に冷めた時期(=倦怠期)に入っている可能性が大! これを機に、一度パートナーとの関係を考えてみるといいでしょう。

<倦怠期の女性あるある5選>

・メールを返すのを面倒に感じる/何気なく送られてきたLINEのスタンプにもイラッとする
小さなことにイライラし始めるのは、最もわかりやすい倦怠期のサインです。

・小さな習慣の違いが許せない
「洗濯物を裏返しのまま出す」「トイレに行ったときにスリッパを使わない」など、以前はまったく気にならなかった小さな違いが許せないという状態です。

・「今日は何してたの?」と聞かれると、以前はうれしかったのに、プライバシーを侵害されているようでイラッとする
以前はうれしかったことが、逆にストレスの種になってしまうのも倦怠期の代表的な現象です。

・デートしていてもあまり楽しくない/「1人で○○がしたいな」とよく思う
彼といっしょにいても上の空…という状態です。話にも興味が持てず、「聞いてるのか!?」とケンカになることも。

・キスやセックスをしたくない
一番顕著に表れる部分かもしれません。中には「セックスはできるけど、キスは嫌」という人もいます。

 

一方、もちろん男性にも倦怠期は訪れます。男性の場合、倦怠期には次のような行動が見られることが多くなります。

<倦怠期の男性あるある5選>


・デートの回数が減る
男性は「外デートは女性のため」と思っていることが多いので、彼女を喜ばせようという気持ちがなえると、デートの回数が減る傾向があります。

・連絡の頻度が減る
女性と同じで、連絡を取るのが面倒臭くなっている状態です。

・デートをすることを義務に感じている
これもデートの最中、早く1人になりたいと考えてしまう女性と同じ心理です。彼女の話に上の空だったり、生返事を繰り返したりすることも増えてきます。

・友達との約束を優先する
彼女最優先だった順位が逆転し、友達と飲みに行ったり遊びに行ったりする機会が増えます。

・ネガティブ発言が増える
いっしょにいるときに「疲れた」「面倒くさい」など、ネガティブ発言が出始めるのも倦怠期の兆候です。今まで彼女の前だからと抑えてきたものが、彼女の気持ちに配慮するのをやめて本音がもれてしまっている状態です。

脱マンネリで倦怠期を乗り越える!

「倦怠期かな?」と思ったら、悲観的にならずに「相手を冷静に受け止めるチャンス」と、肯定的にとらえることが大切です。「もう別れるしかない」と思っていても、本当に別れたいのかどうか自分の気持ちを見つめ直してみましょう。

「彼が今までにしてくれたこと」「付き合い始めた最初のころの気持ち」「彼のどんなところが好きで付き合うことにしたのか」「できることならずっといっしょにいたいと思うのか」など、彼との関係についてじっくりと考えてみます。
それでも「倦怠期を乗り越えてもっと強い絆を作りたい」と思えたのなら、次の3つのステップに進みます。

ステップ1 話し合う
倦怠期を乗り越えるための最初のステップは、2人で話し合いの機会を持つことです。倦怠期とは、マンネリ化によって新鮮さがなくなり、それまで気にならなかった癖や短所が表に出てきてしまった結果です。お互いに話さないままでは、相手が何を嫌だと思っているかもわかりませんし、どこをどう直せばいいのかもわかりません。
「顔を合わせるのも気が進まない…」という場合もありますが、倦怠期を乗り越えると決めた以上、まずは相手の考えていることを知り、自分の思っていることを話すことから始めてください。
ちょっとした誤解が倦怠期のきっかけになっていることや、「倦怠期だと思っていたのは私だけだった」ということさえあるのです。

 

ステップ2 いつもと違うことをする
デートはいつも定番コース、服もいつも同じようなものばかりでは、最初のドキドキ感がなくなってしまうのも当然です。倦怠期を乗り越えるにあたり、脱マンネリはとても重要です。とはいえ、わざわざ旅行に出掛けたり、サプライズを用意したりする必要はありません。
「メイクやファッションを変えてみる」「いつもは行かない街のカフェやレストランに行ってみる」「普段やらないスポーツに2人で挑戦してみる」など、簡単な工夫でいいので、いつもと違うことをしてみましょう。おうちデートでも、DVDを見たり音楽を聞いたりする定番の過ごし方のほかに、いっしょにゲームをしたり、料理を作ったりと普段やらないことをします。仕事終わりのデートばかりという場合は、休日の昼にデートしてみるのも効果的です。

ステップ3 相手の大切さを再認識し、言葉で伝える
「いっしょにいることが当たり前、当然」になってしまうと、これまでに彼がしてくれたことや、日常的に彼がいることのありがたみが感じられなくなってしまいます。慣れているからといって、「これぐらいは許してくれるだろう」といった、自分本位の言動はNGです。
「もし明日、彼がいなくなったら?」を考えてみて、どれだけ彼に助けられているか、支えてもらっているかを見直し、どんなに小さなことでも感謝を伝えましょう。

【まとめ】

悲観的なイメージが強い倦怠期ですが、ここをうまく乗り越えることができれば、お互いに対する理解や絆が深まり、一歩先のステージへと進むことができます。必ず乗り越えられるものだと信じて、この大事な時期を過ごしてみてください。

※この記事は2016年09月02日に公開されたものです

SHARE