やめるにはどうしたらいい? ダメ男製造機の特徴10
ダメ男を作り出すスパイラルから抜けるには
では、ダメ男を作り出す負のスパイラルから抜けるにはどうすればいいのでしょうか。
別れを検討する
まず、今すぐダメ男とは別れを検討しましょう。物理的な距離を置くことは最強の防衛策だからです。
しかし、ダメ男製造機女子は「彼の世話をしなくては」という強い使命感にかられていることがままあるため、すぐに別れられないことのほうが多いです。別れられるならすぐ別れるに越したことはありませんが、別れられなくても大丈夫です。次の項目に進みましょう。
自分ひとりの時間と部屋を確保する
「別れる」という物理遮断が無理なら、「プチ物理遮断」をしましょう。ダメ男製造機から抜け出すには、「自分のことを考える」余裕が必要だからです。同棲していないなら休日のどちらかは「自分ひとりだけの時間」にして、同棲していて四六時中一緒にいるなら、どうにかして「自分ひとりの時間か場所」を作り出しましょう。
自分の気持ちや感情を書きまくる
時間と余裕を確保したら、「自分の気持ちや感情」を把握することをはじめましょう。ちょっとイラッとしたとき、違和感を覚えたとき、「気にしないようにしよう」とスルーせず、「自分はこの言葉が引っかかっている」「ここで嫌な気持ちになった」と書き出しましょう。ノートでも非公開Twitterでもブログでもなんでもいいです。きちんとした文章である必要もありません。殴り書きでいいので、毎日数カ月は続けましょう。
書いた内容を見返して整理する
ある程度「お気持ち記録」がたまったら、今度は分析です。なんども出てくる言葉や場面を洗い出し「自分はこういうときにイラッとしている」「こう言われたときに悲しい」「こんなときにストレスを感じている」といったことを見つけ出しましょう。それが、自分が普段「見過ごしてきた自分の感情」「押し殺してきた自分の気持ち」です。
ノーと言う
「自分はこういうときに嫌だと感じる」「ストレスを覚える」ということを把握できたら、次はそれらの「自分を嫌な気持ちにさせるもの」にノーと言うことをはじめます。最初から全部を断ることは心理ハードルが高いでしょうから、最初は5回に1回ぐらいでいいです。彼相手に難しいなら、「気分が乗らない飲み会を断る」くらいのことからはじめてもいいです。ダメ男に対しても「ごめん、それはちょっと今回は難しいかな」と断ってみましょう。
自分の意見を言う
「ノーと言う」と同時に、自分の意見を言うこともはじめます。「そういうことを言われると悲しい」などがよいでしょう。
意見を言う自分を全力で礼賛する
ノーや自分の意見を言ったあとは、「きちんと言えた自分、えらい!」と自分を褒めることが大事です。ダメ男は「冷たい」「愛が足りない」「態度が悪い」など文句をつけてくる可能性が高いですが、そこで罪悪感を覚えてなにも言わなくなったらもとの木阿彌です。「彼がなんと言おうと私はえらい! 最高! 宇宙一最高の女!」と、テンション高く声に出して、自分を褒めたたえましょう。「ノーを言えた日」「意見を言えた日」をカレンダーに印をつけるのもいいでしょう。
信頼できる人に褒めちぎってもらう
自分だけではなく、他者に「えらい!」と褒めてもらうことも大事です。信頼できる人、自分を心配してくれる人に「ダメ男製造機をやめたい」「意見を言えたら褒めて欲しい」と伝え、全力で礼賛してもらうようにしましょう。
上記を繰り返しまくる
上記を繰り返していると、自分の気持ちとダメ男の態度、両方に変化が出てきます。「私、ちゃんと言えるかも」「自分の意見を言ってもいいんだ」と思えてきます。一方、ダメ男は不機嫌になるか、アメを増やしてきます。どちらにせよ、これまでバランスが取れていた関係に変化があらわれます。そうしたらチャンスです。もういちど冒頭の「別れを検討」してみましょう。もし気持ちの変化があったら、それも全部、記録しておきましょう。
ダメ男への執着が切れる瞬間を待つ
すぐ別れられなくても、「自分の気持ちをきっちり把握する」ことを繰り返していけば、いずれはダメ男とうまくいかなくなる瞬間がやってきます。自分が「もう無理だ」と思うか、ダメ男のほうから「別れよう」と言ってくるかのどちらかがやってきます。それまで、ノーと意見を言う筋肉をモリモリ鍛えましょう。