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「自由な未婚」と「自由のない既婚」、現代女性が選ぶのは?

ファナティック

独身時代は時間もお金も自分の思うように使えて自由を満喫できますが、結婚するとそれがなくなってしまうとも言われますよね。実際には、人によって感じ方もちがうのかもしれませんが、未婚だと自由でいられるけれど、既婚者には自由がなくなると考える人も少なくなさそう。今回は、自由を選ぶか結婚を選ぶかについて、女性たちに聞いてみました。

Q.「自由な未婚」と「自由のない既婚」、あなたならどちらを選ぶ?

「自由な未婚」……61.3%
「自由のない既婚」……38.7%

「自由な未婚」でいることを選ぶという女性が6割以上と多数派になったようです。では、そう思う理由についても聞いてみましょう。

<「自由な未婚」と回答した女性の意見>

■ひとりのほうが精神的にもラク

・「ひとりでいるのが自由だし気楽だし好きなので」(31歳/その他/クリエイティブ職)

・「自由がないのはストレスが溜まって疲れそうだから」(30歳/機械・精密機器/事務系専門職)

・「自由がなく好きなことができないなら、結婚しても幸せではないから」(26歳/小売店/販売職・サービス系)

何かに縛られて生きていくのは精神的にも余裕がなくなるし、ストレスの原因にもなりそう。結婚することでそうなってしまうのなら、自分自身のために「未婚」でいることを選択するという人も。一度きりの人生は、楽しまないと損だし、自分らしく生きることが大事だということでしょうね。

では、自由のない既婚を選ぶという女性にも理由を聞いてみましょう。

<「自由のない既婚」を選んだ女性の意見>

■多少の我慢は必要

・「生きていく上でさまざまなしがらみはあって、それを否定していては人間の生活は厳しい」(24歳/金融・証券/営業職)

・「人と関わる以上、自由のなさも成長のためには必要だと思うので」(32歳/情報・IT/クリエイティブ職)

・「自由のない中で楽しみを見つけるほうが性に合っていそう。まるきり自由だとだらしなくなってしまうので」(28歳/建設・土木/技術職)

どんな生活をしていても我慢が必要なことはあるのだから、結婚にも自由がなくなるという制約ができるのは仕方がないと考えているようです。不自由さを感じながらもその中でどうやって自分なりの楽しみを見つけるか、どうやって不自由な状態から抜け出すか工夫するうちに人間的にも成長できるのかもしれませんね。

■自由の代わりに得るものがある

・「配偶者のいる安心感のほうが、ひとりで過ごすよりもいいから」(33歳/食品・飲料/事務系専門職)

・「子どもをつくることができるので、多少自由がなくてもいいと思う」(29歳/ソフトウェア/技術職)

・「自由はなくても、幸せはありそうだから」(29歳/学校・教育関連/専門職)

自分のための自由は失くしてしまうかもしれないけれど、結婚で得られるものはそれよりも大きいという意見もあるようです。子どもや夫がいることで得られる幸せ、家族のために自分が存在していると思える充足感。独身でいるよりもそれを感じてみたいという人も少なくはないでしょうね。

<まとめ>

結婚することで失くすものがあるかわりに得るものもある。自分にとって、どちらが大事かは実際に結婚してみないとわからない部分もありそうですね。結婚前は何よりも大事だと思っていた自分の時間も、結婚後には家族と過ごす時間のほうが大切に思えることもあるかも。「この人と家庭を築くためなら我慢できることもある」と思える相手が見つかるまでは、自由を満喫しておこうくらいの気楽さを持つことで、自分自身の気持ちも自然と変わっていくかもしれませんね。

(ファナティック)

※画像はイメージです

※マイナビウーマン調べ
調査日時:2016年6月17日~6月23日
調査人数:150人(22歳~34歳の女性)

※この記事は2016年07月09日に公開されたものです

ファナティック (編集プロダクション)

2011年10月創立の編集プロダクション。マイナビウーマンでは、恋愛やライフスタイル全般の幅広いテーマで、主にアンケートコラム企画を担当、約20名の女性ライターで記事を執筆しています。

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