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コラム デート・カップル

【妖怪女ウォッチ】File02: 不倫バリキャリ女子

ぱぷりこ

「自分は普通の常識人」それは認知の歪みです! 私も妖怪、あなたも妖怪、みんな妖怪。分析妖怪ぱぷりこが、恋するアラサー女子の中に潜む「妖怪女」の特徴、思考回路、進化予想、お祓い方法を解説します。楽しくウォッチして、必要ならば供養しましょう。

第2回はまたしても不倫女子。「不倫バリキャリ女子」です。前回登場の不倫妖怪との違いも併せてお楽しみください。

■「不倫バリキャリ女子」の基本スペック

●分類群

不倫目 ガツガツ科

●特技

「上昇志向」という名の「恋愛社畜モード」

●生息地

外資金融、大手メディア、コンサル、その他「大手で激務」と有名な大手企業に分布。不倫バリキャリ女子になる前はバリキャリ女子。

●生息地における遭遇率

30%

●危険度

★★★☆☆

●特性

・いい大学卒
・いわゆるバリキャリ
・上昇志向が強い
・激務&高給取りの職種で、社畜のように働いてきた
・激務をサバイバルした経験がため、自信がある
・気が強く、同世代の普通のサラリーマンは物足りない
・「合コンが21時開始? 暇なの?」と思っている
・趣味・マッサージ・外食・服に周囲がドン引きする金額を突っ込む
・学生時代から長く付き合っている彼氏がいることが多い
・ふわふわしている同級生女子&会社の派遣女子を見て、「暇そうでうらやましい」とさげすみ半分本気でうらやましい半分のアンビバレントな気持ちを抱えている
・現状にはおおむね満足だが、漠然とした不満を抱えている
・でも中身は古風で乙女

■詳しい生態

前回登場した優等生マジメ不倫女子と並んで「20代不倫女子」のトップ1&2を争うのがこちら、不倫バリキャリ女子。彼女たちはどちらも「同世代に比べて優秀」「同世代の男に不満があって物足りない」「男らしい人に頼りたい、古風な考えを持つ」特徴があります。そのため両方を提供してくれる不倫おじさんにホイホイとハントされるのですが、彼女たちが明確にちがうポイントがあります。それが「イエス、ノー」をはっきり言うかどうか。

優等生マジメ不倫女子はまったく不倫しそうに見えないおとなしい外見の上、「ノー」と言わないので不倫おじさんだけではなく、草食男子も寄ってきます。ですが、不倫バリキャリ女子は厳しい環境を生き抜いてきたため、堂々たる風格と自信があります。「立てば上昇志向、座れば社畜、歩く姿はサバイバー」という姿は大変に格好良く、そのために自信がない男性、彼女たちより年収が低いことを気にする男性はまず寄ってきません。バリキャリ女子たちは「自分より稼いでない男はダサい」「自分の年収を気にするちっぽけな男なんて願い下げ」と思っているので、幸いにも戦争は起こりませんが、恋愛にも発展しにくい。

バリキャリ女子は20代後半に差し掛かると「彼氏いる・いない」が二極化します。彼氏いるパターンはバリキャリ女子となる前の学生時代からもう数年付き合っている長い彼氏がいます。彼氏いないパターンは、そもそも合コンに行く時間がないし、行ったとしてもひ弱な男性ばかりでがっかりして、なかなか「自分より年収が高くて男らしい人」に出会えないことを嘆いています。

さて、そんな彼女たちは彼氏がいる・いないにかかわらず、一定数が不倫バリキャリ女子へと変貌します。理由は3つ。まず、彼氏あるいは彼氏候補と会える時間がかなり少なく、明らかに会社の同僚や上司といる時間が長いこと。人間の好意は物理的な距離に比例しますので、「会えない彼より毎日終電まで一緒にいる同僚や上司」に目が向くのは自然なことです。2つ目は、上昇志向が強いので恋人には「尊敬できること」を求めていること。ですが残念ながら、同世代の男性陣で、彼女たちを怖がらず、かつ能力が高いハイスペ男性は希少種です。3つ目は、彼女たちのようにガツガツして上昇志向が強くストレスにさらされているタイプは、だいたい性欲も強いからです。

性欲が強い、でもステディに会える彼氏がいない、周囲にいるのはバリバリ働く同僚の年上男性たち、もうお分かりですね? この3つの環境と三位一体シナジーするのが「不倫」です。以上の要因から、バリキャリ不倫女子は、流されてうっかりはじめてしまう「優等生マジメ不倫女子」とちがい、意識的に不倫を選択することが多いです。

「性欲を発散させたいし、目の前にいい相手がいるし、彼と一緒にいると自分も成長できるし」

彼女たちは不倫によって自己実現をしようとしますので、悪びれないことが多いです。これはつまり、不倫の長期化を意味します。優等生の場合は、「不倫は悪いことでつらい。でも好きだから流されてしまった」という前提があるため、ストレスとメンタルの濁りに耐えられずに離脱することが多いです。ですが、バリキャリ女子の場合は前者より圧倒的にストレス耐性があり、かつ自ら不倫を意識的に選んだため、平気で数年単位で不倫を続行させます。不倫相手からラグジュアリーな生活と嗜好を教えられるため、彼氏が物足りなくなって別れを告げ、不倫一本に絞る女子すらいます。

さらに、仕事ができる不倫おじさんはモラハラ率が高く、社畜生活に慣れているバリキャリ女子は「つらい! でもこれは試練。私は成長できる!」と社畜ドーパミンが出て、奴隷化することもままあります。

■見つけ方

不倫バリキャリ女子は、「彼氏は欲しいんだけど、忙しくて作る暇がなくって」というバリキャリ女子の中から、「家が保守的」な女子、「恋人は尊敬できる人じゃなきゃ嫌」という2つのフィルターをかませることで簡単に見つけられます。

不倫バリキャリ女子には、フェーズがあります。このフェーズは、結婚相手・恋人に求める資質を聞くことで判断できます。「尊敬できる人じゃないと嫌」「自分より稼いでいないと嫌」という回答が返ってきた場合は、不倫おじさんと同レベルを求めているので、不倫はしばらく続きます。一方、「最近は疲れてきたから癒やしが欲しい」という場合は、「成長できるけど精神的に疲れる不倫」を降りたいと思っているフェーズです。この場合、不倫をさっぱりやめて、これまで見向きもしなかったタイプ(不倫相手よりロースペだけどおっとりした男性など)を彼氏にして結婚したりします。

■妖怪化を防ぐ方法

もし自分がバリキャリ女子で、「家が保守的」「男性には自分より上に立っていてほしい」に合致するなら、不倫バリキャリ女子になる恐れがあります。

このタイプが不倫にはまるのは、「男女平等にバリバリ働く」という21世紀の働き方をしていながらも、「男性には自分より優秀でいてほしい」という20世紀型の価値観を持っているから。

ポイントは、「男性に引っ張ってほしい」とマッチョさを求めていることです。ですが、これは思い込みの可能性があります。もちろん本気で「絶対に男性にはひっぱってもらわなきゃいや」というタイプもいますが、「男性的な人が好きだと思い込んでいたけど別にそうでもなかった」というタイプもけっこういます。

なので不倫にはまりたくないなら、「尊敬できる人じゃ無理」「年収は自分より高くないと無理」は本当か?と自問しましょう。自分が十分に自立しているのですから、別にそれ以上を相手に求める必然性はありません。最終的には好みの問題です。「別に年収が低くてもいいや」と気が付いた場合は、結婚できる男性の幅は一気に増えます。一方、本気で「自分よりハイスペ&年収が上」を望む場合、格段にハードモードになります。

なお、よくある結末は「不倫をダラダラと続け、ほかに彼氏っぽい人はいるけれど、結婚はせずに”尊敬できる人”を探したまま30代突入、そして40代へ……でも結婚したい」です。この進化経路を見据えたうえで、自分の好みを把握するようにしましょう。

(文:ぱぷりこ イラスト:ほそえあみ/OFFICE-SANGA)

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